社会
Posted on 2025年09月07日 13:00

【目撃レポート】関西万博の撮り鉄に続いてアニメファンが…「不正乗車の聖地」と化した「アニメ聖地巡礼」無人駅の悪質手口

2025年09月07日 13:00

 関西万博会場でオフィシャルグッズを万引きして逮捕された撮り鉄グループが不正乗車をしていたことに、鉄道ファンから怒りの声が上がっている。鉄道会社に損害を与えるとは、鉄道ファンの風上にも置けないというのである。

 またしても撮り鉄が事件を起こしたことで、「撮り鉄はクズ」「絶滅してほしい」との声が多い。しかし不正乗車に手を染めるのは撮り鉄だけに限らないと、週刊誌記者は指摘する。
「撮り鉄を擁護するつもりはありませんが、アニメ好きの面々も不正乗車をしています。アニメに登場した場所を訪れる『聖地巡礼』で、問題シーンを見かけました」

 どんな手口で不正乗車をしているのかといえば、無人駅を利用しているようだ。自宅の最寄り駅でいちばん安い初乗り切符を買い、目的地近くの無人駅で外に出て、そこから目的の駅までの切符を買うという、いわゆる「キセル乗車」だ。

 先の週刊誌記者が目撃した不正乗車は、もっと分かりやすいものだったという。
「東海道本線の根府川駅は人気アニメシリーズに登場し、聖地になっています。この駅は東海道本線のJR東日本管内では唯一の無人駅で、自動改札がなく、簡易Suica改札機があるだけなので、簡単に外に出られます。聖地巡礼にやってきたアニメマニアの多くはSuicaをタッチせずそのまま出ていましたね」

 普通列車であれば車内検札がなく、不正が明らかになることはまずない。近年、都心でも駅員が常駐していない改札口は増えており、今後、この手口は増加すると考えられる。しかし、対策は難しいのだと、鉄道ライターは言うのだ。

「JR東日本にしてみれば、打つ手がないというのが正直なところでしょう。無人駅に駅員を置くとなればコストがかかりますし、車内検札を実施するのは無理があります。今は不正乗車に目をつむり、いずれ切符を廃止してSuicaだけにし、キセル乗車がやりにくくするしかないでしょう」

 撮り鉄もアニメファンも、正しく運賃を払うべきなのだが…。

(海野久泰)

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