スポーツ
Posted on 2025年09月09日 07:15

2軍降格のDeNAバウアーはなぜ勝てなくなったのか…ナックルカーブをやめるか広い球場の球団に移籍するか

2025年09月09日 07:15

 DeNAのトレバー・バウアーが広島戦での「バット蹴り騒動」を起こした後、2軍再調整となったのは既報通りだ。しかし「環境が変われば…」と今オフの「新たな動向」を指摘する声が出ている。

 バウアーの1軍登録が抹消されたのは8月23日。攻守交代でベンチに戻る途中、広島・小園海斗のバットを蹴るという暴挙に出た翌々日だった。DeNAの三浦大輔監督は、
「本人は、調子は悪くないと言っているんですが」
 と話し、降格の理由はあくまでも結果が伴わないことであって、決して懲罰的な意味合いではない、と説明しているように聞こえた。

 その広島戦は7回途中5失点で、今季10敗目を喫した。ここまで20試合に先発し、4勝しか挙げていない。防御率は4点台で、QS(先発投手が6回以上投げて、自責点3以内)の達成率は50%だ。
「ここまで調子が悪いとは…」
 と首を傾げているのは、DeNA首脳陣だけではない。ワンマンショーのような、圧倒的なピッチングを期待していた球界関係者は多いはずだ。

 ではなぜ、勝てないのか。
「NPB在籍は通算2年目。2023年に在籍した経験を踏まえ、ナックルカーブを新たに習得してシーズンに臨みました。ところがまだ完璧ではないからか、高めに浮き、痛打を食らうケースが目立ちました。広い球場で投げた方が、好成績を残せるタイプなのかもしれません」(球団関係者)

 今季、バウアーの被本塁打数は15。2023年も14本塁打を献上した。また、今季の被本塁打15を「球場別」で見てみると、10本が横浜スタジアムでのものだった。4勝全てを挙げているのも横浜スタジアムだが…。

 NPB対策で習得したナックルカーブが高めに浮いてしまう以上、打者天国の狭い横浜スタジアムで投げ続ければ、「ホームラン・プレゼンター」のままだ。ナックルカーブにこだわるのをやめるか、広域球場を本拠地とする他球団に移籍するしかない。

「アッパースイングの多いメジャーリーグでは、バウアーの高めの速球が有効的でした。『NPBで高めの投球は禁物』であることは分かっているはず。低めの投球で勝負する配球を再構築しなければなりません」(球界関係者)

 バウアーはストイックな性格で有名だが、それも裏目に出てしまったようだ。
「登板翌日にも自身が決めた距離をランニングし、かつダッシュトレーニングもします。その後、サウナでタップリ汗をかき、水風呂に入って、またサウナに入って…を繰り返していました」(前出・球団関係者)

 暑さで日本中がウンザリさせられた6月や7月にも、そのルーティンは続けられた。周囲は心配して見ていたが、バウアーが「中4日で投げさせろ」と吠えていた頃である。
 勝てない理由は、ナックルカーブのせいだけではないような気もしてくるが…。

(飯山満/スポーツライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年04月25日 08:30

    ある50代の男性は、自分のスマホから見知らぬ番号へ何十件もSMSが送られていたことに、翌月の明細を見るまで気付かなかった。画面はなんら変わっていない。LINEも電話も普通に使えていた。それなのに、スマホは他人の「道具」として使われていたのだ...

    記事全文を読む→
    社会
    2026年04月24日 07:00

    本サイトは4月21日に〈「4.20北海道・東北地震」今回の後発地震注意情報は「かなりヤバイ」!「震度7」「30メートル大津波」で死者20万人の「割れ残り固着域」〉と題する記事を公開し、次のように警鐘を鳴らした。4月20日夕刻に発生したM(マ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年04月24日 11:30

    まさに「泣きっ面に蜂」である。ほかでもない、「後発地震」と「山林火災」と「クマ出没」という、未曽有の「三重苦」に見舞われている岩手県大槌町の被害実態だ。町民の心胆を寒からしめているコトの次第を、時系列に沿って追ってみると…。三陸のリアス式海...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク