社会
Posted on 2025年09月11日 07:15

「天下一品」こってりラーメンに「ゴキブリ混入」事件でラーメン店オーナーが嘆く現実「害虫を防ぐのはムリ。2ミリの隙間があれば…」

2025年09月11日 07:15

 ラーメンチェーン「天下一品」の公式サイトに〈異物混入に関するお詫びとご報告〉と題するリリースが掲載された。8月24日に京都市の「天下一品 新京極三条店」で提供したラーメンに害虫が混入していたと発表した一件についてのものだ。

 20代の女性が注文した「こってりラーメン」のスープに、体長約1センチのゴキブリの死骸が混入していたという。9月2日に業者による害虫駆除を行い、翌3日に運営会社が保健所に報告している。

 問題発覚後の対応の遅れが批判を浴びる「天下一品」だが、混入したこと自体には同情的な見方が。都内で複数の店舗を経営するラーメン店オーナーは、
「どれだけ注意しても、害虫の混入は防ぎきれない」
 と断言する。いったいなぜか。

「2ミリの隙間があれば、入ってくるのがゴキブリ。ウチも可能な限りの対策を講じているんですが、厨房の配管や排水口、エアコンのダクト、換気扇など、どれだけ塞いでも建物の構造次第で侵入口ができてしまう。専門業者に頼んで月1回ペースで駆除していますが『来るときは来る』というのが現実ですね」

 最大の侵入経路となるのは入り口だ。ラーメン店オーナーが続ける。
「営業中にお客さんがドアを開けた瞬間、外からゴキブリやハエが飛び込んでくるケースは防ぎようがない。特に夏場の夜間は街灯に虫が集まりやすく、そのまま店内に侵入してしまう。害虫対策で二重扉にしている飲食店もありますが、それでも完璧に防げていませんよ」

 そんな話を聞くとなるほど、同情する気持ちになってくるが、異物混入のリスクがあるのは、なにも害虫だけではなかった。
「従業員は帽子とマスクを着け、厨房の掃除を徹底しても、店内を舞っているホコリなどが配膳中に入ることがあります。お客さんから『髪の毛が入っていた』とのご注意を受けるのですが、確認したところ従業員のものではなく、お客さんやお連れの方の毛髪と思われるケースが何度かありました。こうしたものも含めて、異物の混入はゼロにできないんです」(前出・ラーメン店オーナー)

 害虫、異物との闘いは、飲食店の宿命なのであった。

(川瀬大輔)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年05月18日 07:15

    スポーツの歴史にはしばしば、監督やコーチと選手の「師弟愛」がクローズアップされる。しかし、師が放ったひと言をきっかけに、長年培ってきた関係に終わりが告げられることに。それが2003年11月16日、名伯楽の小出義雄監督が「Qちゃん」こと高橋尚...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年06月07日 08:00

    ピン芸人の中山功太がバラエティー番組の収録中に語った「10年間ぐらいずっといじめられた先輩がいる」と告白してからしばらくが経つが、あの騒動が芸人の間で「ひとごとではない」として波紋が広がり続けているという。問題の「先輩」とされるサバンナ・高...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年06月04日 11:45

    元ウェザーニュースキャスターの檜山沙耶が、2026年7月31日正午をもってオフィシャルサイト「Hiyama Saya Official Site」を閉鎖すると発表した。有料会員は同時刻に自動退会となり、年額会員には残期間分が月割りで払い戻さ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク