社会
Posted on 2025年09月14日 19:00

【東南アジア暗黒社会】日本人詐欺師が「高値で売買」されて特殊詐欺グループに送り込まれる「異常なビジネス」の実態

2025年09月14日 19:00

 海外に拠点を置く日本人詐欺グループの摘発が相次いでいるる。9月8日に、茨城県の女性から約50万円を騙し取った疑いで、かけ子のリーダー・蓮見晋平容疑者が逮捕された。ベトナムやタイで約3年間、逃亡を続けていたが、「帰国したい、疲れた」と自ら警視庁に連絡。被害額は1億円超とみられる。

 さらに9月11日には、フィリピンを拠点とする「JPドラゴン」のメンバー6人が逮捕され、うち5人が福岡空港に移送された。2022年には警察官を装い、埼玉県の男性からキャッシュカードを盗んだ疑いがあり、被害は20都府県で250人、総額9億円規模に及ぶという。8月にはカンボジアで拘束された日本人29人も移送されており、国境を越えた詐欺犯罪の広がりが顕著になっている。

 タイ在住ジャーナリストが現地の実態を明かす。
「彼らは身を潜めて暮らしていると思いきや、意外と日系の飲食店や日本人が集うサウナに出没している、という話を聞きます。しかも駐在員向けの健全な店ではなく、裏社会に近いグレーな店に通うことが多い。見た目がいかにもで、刺青が入っているケースもあり、旅行者からすれば、不自然さや怪しさを感じるでしょう」

 現地では日本人詐欺師が「人材」として売買されるという、ショッキングな情報もある。若者が高値で取り引きされ、詐欺の現場へ送り込まれる異常なビジネスが存在しているのだ。

 これは海外旅行者や駐在員にも無関係ではない。日系を名乗るものの、客層が怪しい飲食店やサウナには近づかず、刺青を見せびらかすような日本人グループを目にしたら、距離を取ることが望ましい。

 不自然に日本語で声をかけてくる人物や、金銭やカードに関する話題を持ち出す相手にも注意が必要だ。万一の際には、大使館や領事館などの公的機関に相談するのが最も安全だ。アジア各地に広がる詐欺グループの温床は、いまだ健在なのである。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年09月13日 11:15

    近年のネット環境の充実によって、高い売り上げを誇る公営ギャンブル。メディアを下支えする団体としても大きな役割を担っているが、最近は風向きが変わり始めている。ギャンブルライターが現状を語る。「日本の公営ギャンブルは競馬(中央・地方)、競輪、ボ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年09月14日 13:30

    8カ月ぶりに帰ってきたバス旅で最も存在感を放ったのは、看板を背負う太川陽介ではなかった。「路線バスで鬼ごっこ~太川陽介から逃げ切れ~【茨城・水戸】」(テレビ東京系)が、9月12日午後6時30分から放送された。鬼チームは太川陽介、草薙航基、村...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク