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記事全文を読む→小泉進次郎が総裁選包囲網で試される「ポエマー」「進次郎構文」脱皮
「まずは進次郎を潰せ!」――。
自民党総裁選の顔ぶれが出そろい、各候補が最初に狙うターゲットは、世論調査でトップ人気を誇る小泉進次郎農水相だ。
各世論調査(9月6~7日)では、「ポスト石破」にふさわしい政治家として小泉氏と高市早苗前経済安保担当相が拮抗状態で頭ひとつ抜けている。ただ、気先行の小泉氏に対しては、討論会序盤から他候補が一斉に攻撃を仕掛けることで「論戦に弱い小泉像」を際立たせ、脱落に追い込むシナリオが水面下で描かれているという。
政治アナリストはこう分析する。
「国会議員は次の総選挙を意識して投票行動を決めます。だからこそ人気のある小泉氏を討論会で揺さぶり、支持を削ぎたいという思惑が働くのです」
実際、昨年の総裁選では“小泉失言”が支持低下につながった例がある。テレビ討論会で「G7でどのような発信を?」と問われた際、小泉氏は「トルドー首相と同い年で…」とトンチンカンな回答をして失笑を買い、票を落とした。
さらに、小泉氏には環境相時代の「気候変動問題に取り組むことはクールでセクシーでなければならない」という発言が海外で皮肉交じりに報じられた過去もある。この一件以来、小泉氏の発言はさらに「ポエム」「進次郎構文」と揶揄され、論戦に弱い印象がつきまとう。対立候補がここを突こうとするのは必然といえるだろう。
ただし、小泉支持派の議員は強気だ。
「確かに他候補は官僚やコンサル出身でディベート経験も豊富。しかし政治に必要なのは大衆を惹きつける魅力と突破力。進次郎氏はその点で突出している。農水相として米価対策でも実績を残し、討論の力も鍛えてきた」
さらにこう続ける。
「重要なのは総理になった時、誰が米国のトランプ大統領と信頼関係を築けるかだ。進次郎氏は長老にも可愛がられ、安倍元首相と共通する部分もある。トランプ氏と最も相性が良いのは進次郎氏だろう」
自民党総裁選は、総選挙や野党再編をにらんだ権力闘争の場でもある。討論会で繰り広げられる“進次郎包囲網”を突破できるかどうか。小泉氏の真価が試されようとしている。
(田村建光)
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