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記事全文を読む→巨人・リチャード「打率2割の壁」を克服した「7割の力でスイングして本塁打」他球団スコアラーの分析
数字はウソをつかない。9月15日までの連休期間中に「異変」が起きた。巨人のユニフォーム姿に違和感がなくなってきた、リチャードである。
「巨人移籍後、打撃スタイルが変わりました。今まではパワーで打球を飛ばしていましたが、7割程度の力でのコンパクトスイングに変わって、それでもフェンスを越えていくホームランが見られるようになりましたね」(他球団スコアラー)
ホームランの魅力は、ひと振りで球場の雰囲気を変えること。とりわけリチャードのホームランは「飛距離」が出るので、対戦投手に与えるダメージは大きい。スコアラーが続けて分析する。
「打撃に安定感がありませんでした。ファームでは無双でも、1軍の好投手には手こずり、スピードボールに振り遅れていました」
課題だった安定感は徐々にだが、いい兆しが見えてきた。その第一弾が、9月11日の広島戦だった。試合後の打率は2割1厘。ついに打率2割の壁を超えたのだ。
ホームランをかっ飛ばしても、打率は1割台。安定感のなさは、打率という数値に如実に表れていた。試合中に2割を超えることがあっても、ゲームセット時には1割台に逆戻りしている。そんな状態が続いていた。
9月12日は試合ナシ。13日の阪神戦でも5打数2安打で、試合終了後の打率は2割2厘。14日のDeNA戦では3打数2安打3打点で、2割1分まで上がった。ホームランだけでなく、内野手の間を鋭く抜けていくヒットが見られるようになった。
もっとも、こんな指摘も聞かれた。
「チームの勝率です。5割ラインを行ったり来たりしています。14日の試合を落としたので、勝率は5割ちょうどに戻ってしまいました」(スポーツ紙記者)
これで2位・巨人と3位・DeNAのゲーム差はゼロに。クライマックスシリーズ・ファーストステージの行方を占う意味では面白い展開になったが、リチャードの次は、チームが頑張って安定感を見せる番だ。
「リチャードは随所で阿部慎之助監督にアドバイスをもらった、とコメントしています」(前出・スポーツ紙デスク)
阿部監督に助言するのは誰なのか。
(飯山満/スポーツライター)
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