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記事全文を読む→反省して丸刈りにしたけど…チョコプラ松尾駿の「素人はSNSをやるな」暴論が浮き彫りにした「松本人志の悪影響」
ここ数日にわたり大炎上している松尾駿の「素人はSNSをやるな」発言を謝罪し、初心に戻るためとして、チョコレートプラネットはコンビ揃ってバリカンで丸刈りとなった。9月18日、チョコレートプラネットがYouTubeチャンネルを更新して「皆様へ」と題した動画を投稿したのだ。
問題の発言が飛び出したのは、9月10日にサブチャンネル「チョコプラのウラ」で配信した、誹謗中傷をめぐる会話でのことだった。
昨年7月、アインシュタイン稲田直樹が女性に不適切なメッセージを送っていたと暴露系インフルエンサーに指摘されたものの、今年9月になって、不正ログイン被害による「冤罪」だったことが判明。この件に触れたチョコプラは、無法地帯となったSNSの現状について持論を展開する。
事実無根の疑惑により誹謗中傷を受けた稲田への同情と義憤から、松尾は極論をまくしたてた。
「芸能人とかアスリートとか以外、SNSをやるなって。素人がなに発信してんだって。ずっと思ってるんだよ」
お笑い関係者が顔をしかめて言う。
「誹謗中傷の問題がどれだけ深刻でも、『一般人から発信の機会を奪った方がいい』という暴論は、批判を受けて当然。チョコプラはLINEを使った予約システム『エルステップ』やGoogle Pixelなど、CMスポンサーにSNS関連企業が含まれているため、反省の意を最大限に示すべく、丸刈りを決断したのでしょう」
さらに松尾の発言が大きく炎上した背景として、
「『素人』という言い方が傲慢に受け止められたのではないか」
と、このお笑い関係者は指摘するのだ。
「一般人と芸人を区分けする表現として、演芸界では古くから『素人』という言葉が使われてきました。本来は芸人が自らを『社会のはみ出し者』と蔑んだ上で、その対義語として一般人を『素人』や『カタギ』と呼んでいたのですが、1990年代頃から定義が揺らいでしまっている。現在では単に『アマチュア』を指す意味合いで使われることが増えています」
お笑い界における「素人」の意味が変容するきっかけになったのは何か。
「間違いなくダウンタウン・松本人志の影響が大きい」
そう明かすのは、バラエティー番組制作スタッフだ。続けて、
「松本は1994年に大ベストセラーとなった著書『遺書』の中で、お笑いセンスがない一般人を見下す文脈で『素人』を濫用していました。バラエティー番組でのトークでも、松本は『イタい素人』という表現を常習的に使っている。今では千原ジュニアや霜降り明星の粗品ら、多くの吉本芸人が松本と同様のニュアンスで『素人』という言い回しを多用しているのが目立ちます。今回の松尾も、この意味で使っていたのは明らか。どうしても『松本の悪影響』が頭をよぎるんですよ」
チョコプラの2人は動画の中でそのままバリカンを入れ、反省の色を見せた。これには「松尾は最初から丸刈りじゃねーか!」というツッコミが入りそうだが、
「真面目に詫びつつツッコミも待つ、高度な謝罪でした」(前出・お笑い関係者)
とはいえ、この問題の根は意外に深いのだった。
(山倉卓)
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