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記事全文を読む→長期滞在の日本人もいるタイ「コンドミニアム生活」に巣食う「カビ地獄」しばらく部屋を空けて帰ってきたら…
日本人の旅行先として、常に人気上位に入るのが、東南アジアのタイだ。特に外国人駐在員や長期滞在者にとって快適な住まいは、コンドミニアム。1年契約の賃貸は短期滞在より割安で、駅近・都心の利便性も備えており、借り手が絶えない。
中でも首都バンコクのスクンビットやトンロー、アソーク周辺の高級物件では、月額1万8000バーツから2万5000バーツと高めながら、利便性を考えれば「妥当」と言える価格だ。
しかし、実際に1年間も住み続けるケースは意外に少ない。長期出張や旅行、帰国などで不在になる期間があるためだ。その結果、熱帯特有の湿気により、壁や押し入れにカビが発生することがある。1年契約で滞在していた男性が語る。
「バンコク滞在中に腰の不調が悪化して、日本で緊急手術を受けることになったんです。リハビリもあったので、部屋を3か月ほど空けていました。雨季だったこともあって、帰ってきたら部屋がカビだらけで…。窓を開けると雨が吹き込むので、開けられず。結局、次に長く出る時は、エアコンをつけっぱなしにしました。でもタイの電気代って、決して安くないんですよね。請求書を見て、思わずため息が出ました」
タイの電力料金は、2025年9月から12月の期間で1キロワット時(kWh)あたり約3.95バーツ。ただし、コンドミニアムの管理者や大家が設定する料金は政府の標準料金より高く、1ユニット(1kWh)あたり7バーツを請求されることがある。そのため、エアコンをほぼ一日中使用すると、月々の電気代は約2500バーツから3500バーツになることも。
バンコクでの長期滞在コンドミニアムは便利で快適だが、湿気やカビとの戦いをセットで覚悟する必要がある。割安な1年契約でも、適切な管理を怠ると想定外の費用やトラブルにつながる。快適な滞在を維持するためには、事前に湿気対策を行い、長期不在時の管理計画をしっかり立てることが肝心だ。
(カワノアユミ)
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