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記事全文を読む→サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ルージュソリテールが巻き返す」
GⅠ戦が続く秋競馬。10月19日に秋華賞、26日が菊花賞と、3歳馬によるクラシック最終戦が京都競馬場を舞台に行われる。ともにフルゲートが見込まれており、顔ぶれが実にいい。
秋華賞は桜花賞馬エンブロイダリーとオークス馬カムニャックが健在だ。
エンブロイダリーは、オークス9着以来になるが、距離が少し長かったとみられており、距離短縮で巻き返しが期待される。一方のカムニャックは春の勢いそのままに、前哨戦のローズSも快勝し、最有力候補として注目が集まっている。
他にも、前哨戦の紫苑Sを逃げ切ったケリフレッドアスク、同2着馬ジョスランも元気いっぱいでチャンスは十分。また、ローズSの2、3着馬、テレサ、セナスタイルは、ともに伸び盛りで上がり目を大いに見込んでいいはずだ。
同じく上がり馬的な存在としては、紫苑Sの3着馬ダノンフェアレディからも目を離せないが、春のクラシックで大差なかったマピュース(桜花賞4着)やパラディレーヌ(オークス4着)なども巻き返しに向けて虎視眈々。
という具合で、どう転ぶか予断を許さないが、過去のデータ的には本命サイドの堅い決着が多い。
02年に馬単が導入されて以降、これまでの23年間を振り返ってみると、その馬単での万馬券はわずか1回(馬連も1回)。この間、1番人気馬は7勝(2着3回)、2番人気馬も7勝(2着6回)。1、2番人気馬によるワンツー決着は3回ある。
なので、目下3連勝中のカムニャックを主力とみて馬券戦略を組み立てるのが筋ということになるが、これだけ脈が多い馬がそろうと、そう簡単に決まるかどうか。穴党としては当然、疑いの目を向けたくなる。
各馬の能力に大きな開きがないと思われるだけに、有力勢は少しのミスも許されず、気楽に乗れる強みで、伏兵視されている馬にもチャンスは少なからずあるとみたい。
期待したいのは、ルージュソリテールだ。
前走のローズSは、春以来、4カ月半ぶりの一戦。体調を崩していたこともあり、まだ仕上がり途上で重め残りの状態だった。実際、前走比20キロ増での出走。10着に敗れたのは、やむをえないところだが、勝ち馬との差はコンマ6秒。であるなら、巻き返しは可能だ。
休み明けを使われたことで、この中間はいたって順調。実にいい雰囲気に仕上がっており、稽古の動きも軽快でリズミカルだった。力を出せる状態に達しているとみて間違いなさそうだ。ならば、大きく狙っていい。
エリモシック(エリザべス女王杯)など近親、一族に活躍馬が多くいる良血でもあり、勝ち負けになるとみている。
翌週の菊花賞は秋華賞とは異なり、よく荒れるGⅠとして知られる。
今年は皐月賞馬もダービー馬も出走してこない。であれば、波乱の目があってもいいのではないか。
イチオシしたいのは、ヤマニンブークリエだ。
前哨戦のセントライト記念は、8番人気の人気薄ながら勝ち馬(ミュージアムマイル)と4分の3馬身差の2着。2勝クラスを勝ち上がったばかりでの挑戦だったわけだが、前走から斤量が5キロ増えての出走だった。一気に相手が強くなってのこの芸当は、そうできるものではなく、力は確かとみていいだろう。
キタサンブラック産駒で、母の父チチカステナンゴも名うての長距離馬。母系そのものもスタミナが豊富な血筋である。曾祖母ワンオブアクラインは、GⅠ勝ち馬でもあり、大いに期待していい。この中間の状態も文句ないだけに、勝ち負けとみている。
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