スポーツ
Posted on 2025年11月26日 19:00

九州場所「第一功労者」は大関昇進の安青錦ではなく豊昇龍だ!貴闘力が語った「脱・八百長相撲」

2025年11月26日 19:00

 来年1月11日に初日を迎える大相撲初場所(両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を日本相撲協会が開催し、安青錦の大関昇進を決定。ウクライナ出身初の大関が誕生するし、無事に伝達式が行われた。

 元関脇・貴闘力は自身のYouTubeチャンネル「貴闘力部屋」で「ガチンコが相撲を面白くする」を信念に、先の九州場所を大いに盛り上げた一番の功労者に言及した。
「幕内でこんなに八百長がない、相撲協会の歴史の中で今がいちばん、八百長がないんじゃないの。それの第一功労者は、モンゴル人でありながら『俺は八百長はもうやらない』って宣言してから優勝できてないけど」
 どうやら安青錦ではなく、横綱・豊昇龍のことを指しているようだ。

 貴闘力が続ける。
「相撲を面白くしてる第一の原因かなと思うけどね、豊昇龍が真面目に相撲を取っていることが。『叔父さんとは違うんだ』っていう気持ちが強くなってるから」
 豊昇龍の叔父は、言わずと知れた第68代横綱・朝青龍。幕内最高優勝25回を誇る名横綱のひとりだ。

 九州場所の千秋楽、ともに12勝3敗で並んだ優勝決定戦で、豊昇龍を送り投げで破り、優勝を決めたのは安青錦。これで豊昇龍は、安青錦に4戦全敗となった。
「豊昇龍は安青錦に4連敗して、苦手意識というよりも、自分が情けなかったんじゃないかな。情けなかったと思ったら、何がいちばん大事かっていったら、ぶつかり稽古を人一倍やって、1センチでも2センチでも低く当たれるようにした方がいいよね。体が反り上がってるもんね。ああいう相撲を取っていたら、安青錦に勝てなくなるよね」

 横綱昇進後の初優勝を目指して、「第一功労者」の耳に貴闘力の言葉は届くか。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/11/18発売
    ■530円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク