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記事全文を読む→巨人「岡本和真の代わり」新外国人は「単なる大型扇風機」か「本塁打量産ヒッター」か
2台の大型扇風機は、阿部巨人のV奪回に追い風を吹かせることができるのか。
巨人は新外国人として前ロイヤルズ傘下3Aオマハのボビー・ダルベックを獲得するという。レッドソックス時代の2020年には5試合連発、翌年は25本塁打を記録するなど、メジャー通算47本塁打を記録する右打者だ。
今季はマイナーで三塁手として56試合、右翼で31試合、一塁でも11試合にスタメン出場し、ポスティング移籍でメジャーリーグに挑む岡本和真の後釜として期待がかかる。2019年にはアメリカ代表としてプレミア12に出場し、大会2位の通算8打点で一塁手のベストナインに選ばれ。
メジャーリーグを取材するスポーツライターが解説する。
「確かにパワーがあり、長打力には見るべきものがあります。マイナーでも161発打っていますしね。ただ、三振が非常に多いタイプなんです。ホームランか三振かですね。30本、40本と打って本塁打王争いでもしてくれればいいですが、打率に関しては左右に打てる岡本と
は比べられないでしょう。2割そこそこの可能性すらあると思います」
かつて広島に在籍したランスことリック・ランセロッティのように、打率2割1分8厘で本塁打王(39本)に輝き、優勝争いに貢献した選手はいるが、大ぶりが目立ち、単なる大型扇風機に終わる可能性もある。
さらに、助っ人コンビとしてチームの中核を担うトレイ・キャベッジの存在が、負の相乗効果を生みかない。スポーツ紙遊軍記者が指摘する。
「キャベッジも三振の多いバッターですからね。今季は123試合で17本塁打でしたが、三振は144個もあった。来季もその打撃が大きく変わるとは思えず、本塁打数は増えるかもしれませんが、三振も比例して増えるでしょう。今季より出場試合数が増えれば、200三振もあるのでは」
本塁打が出やすい東京ドームを本拠地とする巨人だけに、両外国人で60、70本塁打は期待できそうだ、同時に300、400三振の可能性が。それに阿部慎之助監督がどこまで耐えられるか、だ。前出の遊軍記者は、
「チャンスで三振する場面が増えれば、どうなるかわからない。どこまで我慢して使うか。ただ、3年契約最終年の阿部監督は来季、勝負の年。ペナント奪回、14年ぶりの日本一に向けて、失敗は許されませんから…」
アーチの競演と三振合戦、どちらも見ものである。
(阿部勝彦)
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