スポーツ
Posted on 2026年03月21日 09:30

【馬券のツボ】「舟山瑠泉と田山旺佑」デビュー2年目騎手の急伸ぶり「減量特典・先行逃げ切り・ガッチリ騎乗フォーム」

2026年03月21日 09:30

 昨年デビューした騎手は目立たなかったが、それを覆すような結果を出し始める者が出てきた。ここまで8勝を挙げてリーディング27位の舟山瑠泉(美浦・田中博康厩舎)と、7勝でリーディング34位の田山旺佑(栗東・新谷功一厩舎)の2人だ。

 舟山は7回行われた競馬学校41期生の模擬レースで3回優勝し、デビュー前から「騎乗フォームが安定していて期待できる」と評価されていた。その声に応えるかのように、デビュー2週目の中山7Rで、自厩舎のレーヴブリリアントで初勝利を飾る。
 フランスでの3週間の修業や二度の落馬などがありながら、同期でトップの19勝を挙げてみせた。しかし、本人はもっと勝ち星を挙げられたはずだったと、満足はしていない。

 それだけに、今年に懸ける思いは強く、それはレースぶりにはっきりと表れている。8勝のうち6勝は先行してのもので、3キロ減の減量特典を生かすべく、強気の競馬をしているのだ。3月15日の中京12Rヴェントゥーラの逃げ切りなどは、その最たるものと言えよう。
 目標とする騎手は戸崎圭太で、彼のように多くの人から信頼されるようになりたいそうだ。

 もうひとりの田山旺佑は、今年のオープニングレース(1月4日、京都1R)を、リーグナイトで差し切った。その後、7Rもクインズショコラで勝ち、初日2勝と絶好のスタートを切る。直近では3月15日の阪神11R、米子城Sで13番人気馬プルパレイを2着にもってきて、3連単62万250円を演出したのが記憶に新しい。
 なによりも度胸の据わった、思い切った乗り方をするのが魅力だろう。新谷調教師によると、
「結果を出せるようになったのは、追い出しを待てるようになったから。考えを持ってレースに臨めるようになってきた」

 デビューしてから体幹トレーニングを欠かさず、下半身の可動域を広げることに取り組んできたことを見逃すわけにはいかない。騎乗姿勢が崩れないのはそのおかげだ。
 昨年は16勝で舟山に次ぐ新人2位だったが、今年は競い合って勝ち星を伸ばしていきそうだ。当面の目標は、上半期で20勝すること。そして通算100勝以上している1期上の高杉吏麒と吉村誠之助に置いていかれないように、勝ち続けていきたいのだという。
 今年は新人騎手のデビューがないこともあり、昨年以上に騎乗機会が増えることだろう。

(兜志郎/競馬ライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月06日 15:30

    1991年10月から毎年、春と秋の改編期に放送される「TBSオールスター感謝祭」。TBSの人気番組や新番組に出演する俳優やタレントらがクイズやゲームで競う、いわば番宣番組だ。今年は4月4日に放送されたのだが、番組の名物コーナー「赤坂5丁目マ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク