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距離3200メートルで争われる天皇賞・春。種牡馬選定レースとしての価値は、2000メートルの天皇賞・秋と大きな差がついているのは否めないところだが、伝統のこの距離を守るべきだという勢力も存在しており、距離変更についての議論は現状停止中だ。
現役最強のクロワデュノールが参戦してきたことで、今年はそれなりに盛り上がっている。前走、大阪杯を太め残りで勝ったクロワは、レースから14日後にCWコースで半マイルから時計を出して、54.7―37.8―11.4。反動が気になるシチュエーションなのだが、これだけ元気なら太めが絞れてよくなっているという解釈でよさそうだ。
「距離については心配していません」と斉藤崇調教師も言い切っており、下手に穴を探すよりも、素直に頭固定で考えるのが正解と読んだ。
昨年の覇者へデントールは、前走(京都記念8着)がいかにもひと叩きという内容。その後は長短6本の時計を出して順調。大きな上積みが見込めそうだ。
間に割って入れば、阪神大賞典が実に強い内容だったアドマイヤテラ。武豊騎手も力が入っている。
タガノデュードは、大阪杯で上がり最速をマークしての4着。この距離がプラスに働くかは微妙だが、充実の5歳馬の上昇度は侮れない。
NHKマイルカップは、皐月賞の結果を受けてカヴァレリッツォがダービーからこちらに路線を変更してきた。アドマイヤクワッズも同様。昔は賞金を持った馬なら、とりあえずダービーに行くというのが当たり前だったが、今は考え方が変わった。ムダな負けを重ねるより、マイラーとしての完成を急ぐのがむしろ常道となっている。
桜花賞馬スターアニスは、母エピセアロームのイメージからしてマイラーなのだとは思うが、この時期のトップ牝馬は力で距離も克服してしまうことが多いのもたしか。おそらくオークスへ向かうはずで、これ以上のメンバー強化はないと思われる。
カヴァレリッツォのマイルにおいての強さは認めざるをえないが、ダイヤモンドノットは最初からここに絞って調整してきている強みがある。気難しさがあるブリックスアンドモルタルの産駒だが、そこは福永調教師が上手に育てて上質のマイラーに仕上げた。東京コースを経験しているのも心強い材料で、調教師として初のGⅠ奪取の好機。
ギリーズボールは、フィリーズレビューが驚くべき強さ。まさに粗削りだが、持っているポテンシャルはかなりのものがあり、重い印を打ちたくなる。
バルセシートは東京コースが初めてだが、あの脚質で合わないはずがない。一発も十分。
アサ芸チョイス
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