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記事全文を読む→日本競馬復帰ミルコ・デムーロの前途多難!福永祐一調教師に「乗せるつもりはない」と言わせた「競馬サークル批判」の代償
小林美駒が春の福島競馬で7勝(2着2回、3着2回)を挙げ、開催リーディングとなった。女性騎手では藤田菜七子(引退)、永島まなみに続いて3人目となる。
「いい馬や、いい展開に恵まれました。乗せてくださる関係者の方々や、頑張ってくれた馬に感謝しかないです」
本人はそうコメントしているが、馬券になった11回のうち、10回はダート戦。1700メートル戦で5勝しており、7番人気と9番人気の馬がいたのだから、大したものである。
彼女の乗り方には幅が出てきた。先行して押し切るイメージが強いが、7勝目となったエリーニック(7番人気)では、ロングスパートを決めてみせた。出遅れてピンチだったが、焦ることなく向こう正面から勝負に出て、しっかり結果を残した。間違いなく、今後の自信に繋がるだろう。
今週から4週にわたって新潟で騎乗するようだが、今の勢いをもってすれば、2開催続けてのリーディングは決して夢ではない。
契約エージェントと騎乗馬の質に問題アリ
もうひとり、気になる騎手のニュースがある。昨年7月からアメリカ西海岸を拠点に騎乗していたミルコ・デムーロが、今週からJRAに復帰。京都で土曜4鞍、日曜1鞍に騎乗する。その中にはGⅢのユニコーンS(ダート1900メートル)もあるのだから、見逃せない。
ただし、騎乗馬の質は決していいとは言えない。期待できそうなのは土曜3R・3歳未勝利戦のルナフィオーレぐらいだろう。その理由はいくつかあるが、デムーロが日本の競馬サークルに苦言を呈してアメリカに渡ったことが大きい。
これに反感を持った競馬関係者は少なからず存在し、現に福永祐一調教師のように「今のところ、デムーロを乗せるつもりはない」と明言する者がいるほどだ。
エージェントを変更したことも問題だ。元騎手の藤井勘一郎氏と契約を結んだが、藤井氏はエージェント業を手掛けるのはこれが初めて。仕事に不慣れな上に顔も広くないようなので、走る馬をすぐに集められるとは考えにくいのだ。
「ラストチャンスと思って頑張ります」
デムーロはそう語っているが、そう簡単にチャンスがめぐってくることはなさそうである。となれば、アメリカでは重賞4勝を含む42勝を挙げた成果は、どう見せるのか……。
では、グッドラック!
(兜志郎/競馬ライター)
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