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記事全文を読む→漫画家・弘兼憲史の男子厨房に入るべし!〈納豆〉424回混ぜるとおいしくなる!北大路魯山人が提唱した食べ方
毎日の食事に「納豆」を欠かさない」という人は多いのではないでしょうか。
朝食で食べるイメージがある納豆ですが、実は夜に食べるのがいいという説もあります。納豆に含まれるトリプトファンは睡眠の質を高める働きがあり、ナットウキナーゼには血栓予防が期待できるため、就寝前に取り入れることでより効果的だと考えられているようです。
特に朝はパン派で納豆を食べる機会がないという人にとっては、夜の食事や寝る前の軽いつまみとして取り入れるのは理にかなっているのかもしれません。
実際、僕自身、深夜に納豆を食べることが多いです。仕事を終えた深夜2時頃、寝酒のおつまみで食べるのです。
「納豆」は、普段は付属のからしと出汁醬油を入れ、軽くかき混ぜるだけで食べています。さて、この納豆にひと手間加えたい時は、万能ネギと卵をプラスします。
冷蔵庫から出したばかりの納豆は塊になっていて混ぜにくいですから、先に刻んだ万能ネギを入れ一緒に混ぜるようにします。そうすると、万能ネギから水分が出てほぐれやすくなるわけです。ある程度ほぐれたら、卵を投入して、さらにかき混ぜます。卵黄だけでもいいですが、僕は基本白身が好きだから一緒に入れます。それを白米にかけて食べる。「卵かけ納豆ご飯」の完成です。
ちなみに、稀代の芸術家にして美食家でもあった北大路魯山人は「納豆はしっかりと混ぜてこそ、おいしくなる」と主張しています。「しっかりとかき混ぜる」とは、どのぐらいの回数かと言えば、なんと424回が目安だそう。1秒に2回混ぜるとして212秒かかりますから、約3分半もかき混ぜることになります。せっかちで、なかなかそこまでの回数を混ぜたことはありませんが、興味のある方はぜひやってみてはいかがでしょうか。
万能な「納豆」は料理にも使います。僕がよく作るのは居酒屋メニューでもおなじみの「油揚げの納豆はさみ焼き」。
作り方はとても簡単。まず、油揚げを半分に切って袋状に開きます。そこに、醬油で味を付けた納豆を詰め、つまようじで口を閉じ、フライパンで両面に焼き色がついたら完成です。必要であれば、最初にキッチンペーパーで、油揚げの油を拭いておくと余計な油が減って、カリッと仕上がります。
もうひとつ、意外とおすすめなのが「納豆味噌汁」です。作り方は超シンプル。いつもの味噌汁に納豆を加えるだけ!
分量の目安としては、約200ccの味噌汁に対して、納豆1パック。ヒロカネプロは5人なので、納豆は3パックほど入れるとちょうどいいバランスになります。
仕上げに、万能ネギを加えれば風味もグッと引き立ちます。納豆を入れると独特のにおいはほとんど気にならなくなり、まるで豆入りの味噌汁のような優しい味わいに。それでいて納豆のうま味が加わる分、コクのある一杯になります。
弘兼憲史(ひろかね・けんし)1947年、山口県生まれ。早稲田大学法学部卒。松下電器産業(現パナソニック)に勤務後、74年漫画家デビュー。以来『課長 島耕作』『黄昏流星群』などヒット作を次々生み出している。07年には紫綬褒章を受章。
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