政治
Posted on 2026年06月05日 11:30

震え上がるプーチンが「戦争終結」を口にしたウクライナ軍「超絶AI火星人ドローン」ロシア領内1500キロ連続爆撃

2026年06月05日 11:30

 5年目に突入したウクライナ戦争はここにきて、ロシアがウクライナのドローン攻撃に恐れおののいている。そしてついにプーチン大統領がその逆境から逃れるため「戦争終結」の可能性をもチラつかせ始めたのだ。

「6月3日にロシア第2の都市サンクトペテルブルクが、ウクライナのドローン攻撃を受けました。これにプーチン大統領が震え上がったのです」
 そう明かすのは、国際軍事アナリストだ。
 これには理由がある。サンクトペテルブルクでは、この日がプーチン大統領肝いりの、外国投資誘致を目的とした経済フォーラムの開幕初日。プーチン大統領は6月5日にこのフォーラムで、演説する予定だった。そこがやすやすとウクライナに攻められ、ロシアの防空システムが機能しないことが証明されたのだ。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は、石油ターミナルなどを攻撃したと公表。その上で、ドローンがロシア領内に約1100キロも入り込んだことについて、
「我々は長距離攻撃で非常に大きな進歩を遂げている」
 と余裕のコメントまで残した。

 このサンクトペテルブルク攻撃で明らかなように、今年に入ってからウクライナのドローン攻勢が強まり、ロシアはジワジワと追い詰められつつある。前出の国際軍事アナリストが解説する。
「ウクライナは長距離ドローンを駆使して、ロシア国内の奥深い場所にある石油インフラや軍事施設への攻撃を加速しています。5月だけでも、前線から約1500キロ離れたロシア中部ペルミ市の製油所攻撃など、50回近いとされますからね」

 ウクライナの発表によれば、ウクライナ軍は5月20日夜、ロシア占領下にあるウクライナ東部スニジネのロシア軍ドローン操縦士訓練施設を攻撃し、大きなダメージを与えている。
「この中核を担うのが、ロシアのブロガーなどから通称『火星人=マルシャン』と恐れられているドローンです」(前出・国際軍事アナリスト)

ロシアの防空システム破り「最新技術でも防ぎようがない」

 この「火星人」は最新AI搭載ドローンで、アメリカIT大手Googleの元CEOエリック・シュミット氏の支援を受けて開発された。価格はなんと、日本円でおよそ95万円という安価ながら、ロシアの防空システムに
探知されず、電波妨害、いわゆるジャミングも受けない。無音で敵に接近し、目標をピンポイントで攻撃するのだ。

 国際軍事アナリストがさらに言う。
「つまり、ロシアの最新技術をもってしても防ぎようがない、世界で最も優れたドローンなのです。このドローンが2000キロという長距離攻撃ができる技術を持ったことから、ロシアの軍事基地、石油施設が軒並み攻撃を受けている。そりゃあ、プーチン大統領も弱気になるでしょうね」(アメリカメディア関係者)

 そんな中、プーチン大統領が意味深なメッセージを発信した。ヨーロッパのメディア関係者が言う。
「6月4日、外国メディア関係者らに対し『ロシアはウクライナで有利に攻勢を継続しているが、平和的手段を通じてウククライナとの戦闘中止合意に達する準備と意思がある』と突然、表明したのです。これはロシアがウクライナのドローン攻撃に手を焼き、出口探しに動き出すシグナルでしょう」

 これに呼応するかのように、ゼレンスキー大統領も同日、プーチン大統領に宛てて「ロシアのウクライナ侵攻を両大統領の直接対話で終結させる」という書簡を出したと公表した。
「火星人ドローン」が、泥沼のウクライナ戦争をいよいよ止めるのか。それともプーチンの言葉の罠か。双方の出方を注視したい。

(田村建光)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年10月15日 13:00

    過去の選挙での問題発言に加え、支持者をシャトルバスで無料送迎していたことをめぐって事実関係の弁明を二転三転させた末に、簗和生前農水相(裏金1746万円)が事実上の更迭となった。国会審議で野党から追及された際、当初は「選挙管理委員会に確認して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年10月16日 21:30

    昼どきの日本列島に緊張が走った。10月16日午後0時40分頃、気象庁は北海道根室市から北東約750キロの千島列島付近を震源とするマグニチュード(M)9.9の巨大地震が発生したとして、緊急地震速報を流した。テレビに映し出されたM9.9の数字に...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年10月18日 12:00

    コント日本一を決める大会に「大人の事情」は無関係だった。10月17日に生放送された「キングオブコント2026」(TBS系)で、エントリー3445組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得したのは、吉本興業所属のジェラードン。アタック西本とかみち...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/13発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク