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記事全文を読む→【OBが警告】日本プロ野球「ピッチクロック導入」決定よりも肝心な「試合球問題」どうするつもりなのか
ピッチクロック導入だけで世界一になれるのか。こんな声が球界内から飛び出している。 日本野球機構(NPB)は8月3日の実行委員会で、すでにMLBやWBCでは導入済みの、投球間の時間を制限するピッチクロックの導入を、12球団の全会一致で決定した。
導入時期については未定だが、3月のWBCではピッチクロックとサイン交換機器ピッチコムの対策が思うようにいかず、大会ワーストの8強で敗退して連覇を逃した。ドジャース・大谷翔平は、大会後にピッチクロック対策の必要性を示唆している。
7月28日に都内で開催された日本プロ野球選手会の臨時大会でも協議されており、対応が注目されていた。この決議にスポーツ紙プロ野球担当デスクは、
「スピードアップの観点や今後の国際試合を考えれば、導入がプラスに働くのは間違いないですが、選手会も実行委員会も、肝心なことを議題にしていないのが気になります。試合球の問題ですよ」
アメリカ・カナダ・中南米チームに比べてハンデでしかない
WBCなどでは投手陣がボールの違いの問題で頭を悩ませているのに、今のままなら、またぶっつけ本番になるというのだ。さる球界OBも、
「WBCやメジャーで使うボールは日本で使うボールよりやや大きく、縫い目が若干高いなど、まちまち。それに材質も均一じゃない気がするし、滑りやすい。実際に日本人メジャーリーガーも、当初はこのボールの違いに苦しんでいた。国際大会前のわずかな時間で慣れるのは難しいと思う。大半の選手がメジャーリーグでプレーするアメリカやカナダ、中南米のチームに比べて、ハンデでしかない」
2028年ロサンゼルス五輪で使用される公式試合球に関しては、現在のところ決まってはいないが、開催地を考えれば、従来WBCなどで使用されてきたボールに近いものになることだろう。
侍ジャパンは井口資仁新監督が就任し、世界一奪回を目指すが、憂いはない方がいい。弘法は筆を選ばず、などとは言っていられない。
(阿部勝彦)
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