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Posted on 2026年09月14日 14:00

アジア大会「3連覇中の韓国には絶対に負けられない」サッカー日本代表「底上げ選手」のすごい面々

2026年09月14日 14:00

 アジア競技大会・愛知・名古屋2026の開会式が9月19日に行われる。男子サッカーは開会式前にスタートし、日本代表は16日に初戦となるホンコン・チャイナ戦を迎える。

 アジア大会でのサッカー競技の出場選手の条件は23歳以下で、1チームあたり3人までのオーバーエイジ枠選手の出場が認められている。地元開催で優勝を目指す日本代表は、2028年ロス五輪を目指す21歳以下の代表で参加する。

 北中米W杯ベスト32敗退の原因のひとつに、若手選手の底上げができなかったことが挙げられる。その理由は、森保一監督がW杯アジア予選で固定したメンバーを使い続け、若手選手にチャンスを与える機会が少なかったからだが、期待されていたパリ五輪メンバーからひとりもW杯メンバーに入れなかったというのが、大きな要因だ。

 結局、W杯メンバーの平均年齢は27歳を超えていた。つまり、このロス五輪世代から多くのA代表選手が選ばれ、世代交代を進めないと、4年後は戦えないということ。ただ、このU-21代表は1月に開催されたU-23アジア杯を圧倒的な強さで優勝しているだけに、期待は大きい。

 指揮を執るのは、来年3月からA代表と五輪代表を兼任する大岩剛監督。パリ五輪、1月のU-23アジア杯でも指揮を執っており、若い世代の実績は十分だ。アジア大会のメンバーは、大会期間がインターナショナルマッチデーと重なるため、海外組の招集にも成功した。

 注目してほしい選手は、DF市原吏音(AZアルクマール)。この世代では常にキャプテンを担っており、強烈なリーダーシップを持つ。クレバーなプレーで抜群の存在感を見せるセンターバックだ。
 左サイドバックに入るであろう小杉啓太(フランクフルト)は、今年1月にスウェーデンのユールゴーデンから移籍。昨季は出場がなかったものの、今季は開幕から先発で起用されている。すでに4年後のW杯スタメンに小杉を推すサッカー関係者もいる。

それぞれグループリーグ1位突破なら決勝まで対戦なし

 国内組では1月のU-23アジア杯で活躍したMF大関友翔(川崎フロンターレ)がいる。川崎らしく試合の流れを読みながら、攻撃の起点になれる選手。
 J2のFC今治から今季J1のセレッソ大阪に移籍した横山夢樹も面白い。左サイドを主戦場として相手をきりきり舞いさせるスピードスターだ。
 そして、すでにサンフレッチェ広島の主力となっている、ボランチの中島洋太朗。ボール奪取能力だけではなく、意外性のあるパスでゲームを組み立てられる。

 そのほかにも、今季からスペインリーグのバレンシアに移籍し、すでに試合に出場している佐藤龍之介。北中米W杯のメンバーに入った塩貝健人(ヴォルフスブルク)、後藤啓介(フライブルク)もロス五輪世代だが、A代表に選ばれる可能性があるため、今回の招集は見送られたのだろう。

 地元開催で優勝を目指すのは当然だが、最大のライバルは韓国だろう。1月にU-23アジア杯の準決勝で対戦した際は、1-0の僅差だった。今回の韓国は23歳以下のメンバーに、オーバーエイジ枠で北中米W杯に出場した3人の選手を加えている。
 しかも韓国は現在、アジア大会3連覇中で、日本は2大会連続、決勝で韓国に敗れている。両国がグループリーグを1位で突破すれば、決勝まで対戦することはない。開催国として負けるわけにはいかないのだ。

(渡辺達也)
1957年生まれ。カテゴリーを問わず幅広く取材を行い、過去6回のワールドカップを取材。そのほか、ワールドカップ・アジア予選、アジアカップなど、数多くの大会を取材してきた。

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