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記事全文を読む→ソフトバンクの優勝を「誇らしい」と言った日本ハム・新庄剛志監督に「それ、どういうこと?」猛批判と強烈皮肉
「同級生として誇らしかばい!」
ソフトバンクの3年連続リーグ優勝が決まった9月17日、日本ハム・新庄剛志監督が発した祝福コメントが、疑問と反発を招いている。
問題は祝福そのものではない。日本ハムは今季、ソフトバンクに5勝18敗2分と大きく負け越し、パ5球団で最多となる18勝を献上した。13もの貯金を与えた側の監督が、敗れた悔しさよりも、福岡育ちの同学年としての喜びを前面に出したように聞こえた。そのズレが批判を強めているのだ。
ソフトバンクはこの日、オリックス戦に7-1で快勝。同日に2位・西武が敗れ、84勝45敗3分、勝率6割5分1厘で3年連続22度目のパ・リーグ制覇を決めた。西武とは11ゲーム差、3位・日本ハムとは11.5ゲーム差。6月には首位から5位まで3ゲーム差の混戦だっただけに、終わってみれば独走と言うほかない。
厄介なのは、日本ハムがリーグ全体で弱かったわけではない点だ。西武戦12勝12敗1分、オリックス戦14勝7敗、ロッテ戦13勝9敗、楽天戦15勝7敗と、他の4球団にはすべて五分以上。ソフトバンクにだけ大敗した。
仮にこの25試合を12勝12敗1分と五分に置き換えれば、日本ハムは80勝51敗2分、ソフトバンクは78勝52敗2分になる。試合展開や選手起用まで変わるため単純比較はできないが、五分近く戦っていれば、優勝争いの構図そのものが変わっていた可能性を、数字は示している。
新庄監督は1972年1月、小久保裕紀監督は1971年10月の生まれで、2人は同学年にあたる。長崎県対馬市に生まれ福岡市で育った新庄監督にとって、「ばい」は馴染みのある語尾だ。
だが批判する側が引っかかったのは、そこではない。優勝を祝うだけなら問題はない。「誇らしい」とまで口にしたことで、ソフトバンク側の人間のように聞こえたからだ。ファンサイトでは「今は日本ハムの監督だろ」という声や、「MVPは新庄監督」という痛烈な皮肉まで飛び出している。
ロッテのサブロー監督は負けた監督として自然な言葉を出した
同じくソフトバンクに6勝16敗1分と完敗したロッテのサブロー監督は、対照的だった。
「本当に強かったですね」
と率直に認め、打線のつながりや長打力、勝負どころで抑える投手陣を評価した上で、
「うちも見習わないといけないですね」
自分たちに足りなかったものを振り返ったのだ。負けた側の監督として、自然な言葉だった。
新庄監督は「パ・リーグを盛り上げていこう」とも語った。だがリーグを盛り上げるというなら、シーズン中にソフトバンクの勢いを止め、優勝争いを最後までもつれさせてほしかった。
「CSファーストステージを勝ち上がって、ファイナルではぶっ倒す」と言い切った以上、まずはファーストステージを突破できるか。18敗を喫した相手への借りは、グラウンドで返すしかない。
(ケン高田)
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