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Posted on 2026年09月20日 09:00

【神戸新聞杯の大ヒント】「ロブチェン独演会」に横ヤリを入れる「衝撃の前走」スローペースの高速上がり戦に強い人気薄馬

2026年09月20日 09:00

 3日間開催となったシルバーウィークの9月21日(月)に行われるGⅡ・神戸新聞杯(阪神・芝2400メートル)は、圧倒的1番人気が予想されるロブチェン(牡3)の独演会となるのだろうか。

 戦績を紐解くまでもなく、ロブチェンは今年のGI・皐月賞(中山・芝2000メートル)とGI・日本ダービー(東京・芝2400メートル)を制した二冠馬。仮に今秋のGI・菊花賞(京都・芝3000メートル)を勝てば、2020年のコントレイル以来、6年ぶり(史上9頭目)となる「三冠馬」の称号を手にすることになる。

 ただ、それだけに大目標の大一番を見据えた今回の仕上げは「トライアル仕様」となる可能性が高い。杉山晴紀調教師(栗東)は追い切り後に「ここを使って『もう一段上がってくれれば』というイメージで考えております」と語っており、ロブチェン以外の出走馬に「つけ入るスキ」がないわけではない。

 筆者が目をつけているのは、最低人気が予想されるエイシンインアウト(牡3)だ。なによりも前走のルスツ特別(1勝クラス、札幌・芝2000メートル)の勝ちっぷりが衝撃的だった。

父系にディープインパクトかつ母系にデインヒルを内包する馬が好走

 スタートから後方にゆったりと構えるや、3コーナーからまくり勝負に出て一気に進出。4コーナー2番手の位置から直線に入ると、スローの流れで粘り込む逃げ馬を一気に突き放し、5馬身差の圧勝劇を演じてみせたのである。
 この時の上がりタイムはメンバー最速となる33秒9。まさに「高い潜在能力」の裏付けがなければなしえない芸当だった。

 今年の出走メンバーを見渡すと、確固たる逃げ馬は見当たらず、スローペースからの高速上がり戦となる可能性が極めて高い。
 実はこのような決め手比べになった場合の過去の神戸新聞杯では、父系にディープインパクトを持ち、かつ、母系にデインヒルを内包する馬が好走している。そしてエイシンインアウトもまた、この血統背景を有しているのだ。

 今回は2400メートルへの距離延長となるが、父サトノダイヤモンドは芝の中長距離戦線で大活躍した名馬。距離延長はむしろ好材料だろう。

(日高次郎/競馬アナリスト)

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