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記事全文を読む→小池百合子ショック!前面に出て支援した候補が敗北「千代田区都議補選」の衝撃結果が及ぼす「次」への影響
「減税メガネ」佐藤沙織里都議が議員辞職したことに伴う東京都千代田区の都議補選が11月1日に投開票されたが、その結果が衝撃的だった。
事前予測で有力視された都民ファーストの会、公明党、自民党が推した候補が完敗。さらには主力野党公認候補が軒並み参政党候補の後塵を拝し、来年の統一地方選挙に主要政党が大きな不安を抱える結果となった。
当選したのは無所属の前千代田区議、林則行氏。5360票で次点と約748票差で競り勝った。都政担当記者が解説する。
「次点になった弁護士の永戸考氏は、都議会第一党の都民ファーストの会が全面支援しました。そのため、開票前から永戸氏が優勢だとの声が高かったわけですが、フタを開ければ区議として地道に6期22年間、地域活性化などに取り組んできた林氏が滑り込みました」
ショックを受けたのは都民ファーストの会だ。
前回はタレント・平愛梨の弟・平慶翔氏を擁立するも、250票の接戦で佐藤沙織里前都議に敗れた。それだけに今回は万難を排しての雪辱戦だったが、またしても敗戦である。
「小池百合子都知事には大打撃でしょう。なにしろ前面に出る形で永戸氏を支援しましたから。出陣式でマイクを握り、さらに国政時代の同志、自民党・野田聖子元総務相を呼んで支援させるほどの力の入れようでした。さらには公明党の岡本三成代表も、出陣式に駆け付けたのに……」(前出・都政担当記者)
都議会議員が言う。
「都民ファーストの会と公明党は来年の統一地方選における、豊島区など11の特別区区長選、新宿区など22の特別区区議選への影響が懸念されています」
さらには2028年の都知事選で小池知事が4期目を目指すかどうかにも、影響を及ぼしそうである。
参政党は「プロジェクト600」と銘打って大躍進を画策
一方、今回の都議補選で善戦したのは参政党だ。連立与党の日本維新の会の候補、野党第一党を維持していた立憲民主党の候補を制して第3位と、存在感を示した。これで横浜市長選に続いての善戦であり、神谷宗幣代表の鼻息は荒い。
国会では衆議院の定数削減問題で自民党、日本維新の会、国民民主党が比例区での削減31で足並みを揃え、比例区の復活当選を厳格化する動きがある。その煽りを大きく食らう可能性が高いのが、参政党などの少数野党だ。
「参政党は自民党主導の定数削減案に猛反対するとともに、生き残りをかけて、地方議会で多くの参政党候補を当選させるべく、足腰の強化作戦に出ています。そのため来年の統一地方選では『プロジェクト600』と銘打って、600人擁立で500人当選を目指している。その意味では今回の千代田区都議補選の善戦、横浜市長選の善戦は追い風になります。政令指定都市では過去最多の13人が立候補した、11月15日投開票の福岡市長選では自前候補を擁立して、当選を目指しています」(選挙アナリスト)
こうした動きに自民党が警戒を強めるとともに、既存の野党もこれ以上の後退は許されないと、引き締めに躍起。千代田区で起きた政界三国志の異変は、新たな風の流れを注視したい。
(田村建光)
アサ芸チョイス
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