スポーツ
Posted on 2012年02月17日 10:59

12球団の「火種キャンプ」第1回 何も言わずに見ているだけ

2012年02月17日 10:59

 球春到来! 連日、プロ野球のキャンプが各地で繰り広げられている。現場を訪ねると、やはり表裏問わず「火種」のオンパレードだった。今週から4週にわたる現場レポートの第1回目は、昨季セ・リーグ上位3球団の現状をお届けしよう。

 昨季のセ・リーグ覇者・中日は沖縄・北谷でキャンプを張る。2連覇の落合博満前監督(58)に代わり、指揮官は高木守道監督(70)だ。今季の中日は、「勝てばファンは球場に来る」の徹底した勝利至上主義を排除し、地元・名古屋に密着した温かいチーム作りを目指している。
「落合前監督が最も嫌った“地元びいき”を容認しようというのです。高木監督のもとに集まったコーチ陣は、目玉の権藤博投手コーチ(73)をはじめ、鈴木孝政二軍監督(57)、川又米利打撃コーチ(51)の復帰や今中慎二投手コーチ(40)の初入閣などなど、全て中日OBですからね」(スポーツ紙デスク)
 今年の中日キャンプの風景は、落合政権時とは180度変わった。
「昨年までは暗いイメージそのままに、声も出なければ、黙々と与えられた課題に取り組んでいただけで、観に来るファンもつまらなかった。その反省もあり、山崎武司(43)や川上憲伸(36)の出戻りなど、地元になじみのある陣容をそろえたんです」(ドラ番記者)
 しかも監督はスポンサー回りにも積極的なうえ、練習中でも観客のサインの求めに応じるなどファンサービス満点。名古屋から毎年駆けつけるファンも「今までは考えられない」と驚きの声を上げていた。
 ところが、この変化についていけなかったのは、当の選手のほうだった。どう対処していいか戸惑うばかりで、それが練習にも影響してしまったのだろうか。
 なんと権藤コーチからカミナリが落ちた。最初は、二軍視察の時だった。ワンクールは立ち投げとする若手に「鍛える段階なのに甘すぎる!」と一喝。返す刀で、一軍のシート打撃で投げる若手投手に「覇気がない!見ていて腹が立つ!」と激怒したのだ。
 権藤コーチは歯に衣着せぬ言動で、これまでコーチを務めた各球団で何度も監督たちと衝突してきた。
「権藤コーチ自身は『私ももうこの年齢ですから、いまさら監督とぶつかって戦おうなんて思ってもいませんよ』と話し、柔和になった印象です。そればかりか、投手陣のレベルが高いということもありますが、基本は投手陣の様子を静かに見守るだけで声をかけることもない。中堅投手の一人は、今まで投手コーチだった現評論家の森繁和氏(57)にメールを送って『何も言わずに見ているだけ。どうしたものでしょう?』と相談しているといいます。孫ほども年の離れた年代の選手にとっては、黙って見ていただけかと思えばいきなりどなる権藤流に違和感があるようですね」(前出・スポーツライター)

この続きは全国のコンビニ、書店で発売中の『週刊アサヒ芸能』でお楽しみ下さい。

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