芸能

有名人衝撃死の真相「横山やすし」“酔っ払い運転⇒吉本クビで糸が切れた”

20150806w

 「毎度っ! 横山や。怒るでぇしかし!」──。日本一の天才漫才師・横山やすし(享年51)は波乱の後半生を送り、玉砕するかのように早世した。今なお関西を中心に人気は絶大。デビュー前からの「恩師」であるプロデューサーの澤田隆一氏が追想する。

── やっさんと初めて出会ったのは、やすきよ(横山やすし・西川きよし)になってからですか。

澤田 いや、もっと早くて彼が中学1年生の時。僕がやっていた「漫才教室」(ABC)というラジオ番組に、本名の木村雄二で応募してきたけど、すでに天才だったね。彼の相方が何にもできない子だったから、木村君が1人で「ツッコミボケ」をやって、ネタも自分で書いていたよ。

── 澤田氏は55年に朝日放送(ABC)に入社。ラジオ、テレビともにお笑い番組を多く手がけ、特に「てなもんや三度笠」は60%以上の視聴率を獲得。以降も「新婚さんいらっしゃい!」や「花王名人劇場」など、ヒット作を量産した。

── 天才少年はもちろん、プロの仲間入りをします。

澤田 ところが最初は「コンビ別れの名人」と言われるくらい、相方が定着しなかった。西川きよしさんに白羽の矢が立った時も、周りは「やめとけ」言いよったけど、きよしさんもヘレンさんに子供ができて、金が必要。それで組んだら、あっという間にトップに立った。

── 79~80年には空前の「MANZAIブーム」が起きました。澤田さんが手がけた「花王名人劇場」も、ブームに大きく貢献した。

澤田 だけど、最初はやすきよを推していない。当時は「プロポーズ大作戦」など司会ばっかりで、漫才はほとんどやってなかった。番組で「激突!漫才新幹線」という企画を立てた時も、東は星セント・ルイス、西は圧倒的におもしろかったWヤングに決めていた。

── やすきよの出る幕はなかったんですね。

澤田 ところが、Wヤングの中田治雄が野球賭博の借金苦から命を絶った。誰か代わりを探さないといけない。そこで、やすきよにって話になったんです。やっさんは野球なんか知らへん。ボートはやるけど、賭けるんじゃなくて乗るほうやと。

── そして多くの漫才コンビを引っ張る存在となりました。

澤田 それまで1桁だった視聴率が10%を超えて、以来、漫才と「裸の大将」が両輪となって長寿番組になりました。

── ただし、その頃から不祥事も増加の一途。久米宏と組んだ「TVスクランブル」(日本テレビ系)では酔って暴言を吐いたり、ドタキャンをしたために降板。86年に相方が参院選で当選すると、さらに荒れていたように思います。

澤田 ボタンの掛け違いはあったでしょうね。選挙の話が出た時は「キー坊は絶対に選挙に行かへん!」と泣いて泣いて‥‥。結局、スポーツ紙で出馬が明らかになると「自分に言わんと新聞に先に言うた」とキレた。実際は西川さんがリークしたんじゃなく、別のルートから入ってきた話だったんですが。

── ここから酒量も増え、体もボロボロになっていきました。

澤田 医者から「このまま飲んだら死にますよ」と。ただ「ビールならええでしょ」と言われて、ずっとビールばっかり。それから息子(木村一八)の件もあって謹慎を繰り返し、たまたま私と作家の小松左京さんがホテルで打ち合わせていたら、やっさんが通りかかった。酔った小松さんが「お前は正しい」と言うと、やっさんは「酒飲んで言わんでください」と照れくさそうに言った。ところが、その3日後にビール飲んで車を運転して、バイクに乗った男をはねてしまった。

── 89年4月17日、これで吉本興業からクビを言い渡されたんですね。

澤田 あれでやっさんは糸が切れてしまった。何者かに殴られて、ロレツも回らんようになったけど、電話をかけてきては「キー坊と漫才やりたい」と言い続けてた。人生の前半でラッキーを使い果たしたけど、亡くなってもやっぱり人気があるのはやっさん。あれだけの天才というのは二度と出てこないでしょうね。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    暑いと思ったら顔が赤い?恥ずかしい赤ら顔は化粧水でケア

    Sponsored
    91796

    ゴールデンウィークも終わり、これから夏に向けて徐々に気温が高くなってくる季節ですね。スポーツやイベントなど出かける機会が増えてくる方も多いのではないでしょうか。そんな楽しい季節ですが、気候の変化による肌トラブルも気になります。日中の日差しか…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    高血圧・高血糖・高血中脂質が1つでもあると、動脈硬化につながる「トリプルリスク」になる!?

    Sponsored
    102085

    いま、アラフォー世代を中心に、「トリプルリスク」の危険性が叫ばれている。「かくれ肥満」を提唱し、メタボに警鐘を鳴らした医師の岡部正さんによると、「高血圧・高血糖・高血中脂質のうち、どれか1つでも該当すると他の2つも悪くなる可能性がある」そう…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

    認知症の予防に期待!? 世界初、九州大学がプロポリスの認知機能向上効果を実証!

    103760

    九州大学大学院歯学研究院の武洲准教授と倪軍軍助教の研究グループは、中国青海省人民病院との共同研究において、ブラジル産プロポリスが中国チベット高原に住む健常な高齢者の認知機能低下並びに全身性炎症の改善効果をもたらすことを明らかにした。臨床研究…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
千眼美子、台湾で見せた「肉体の激艶変化」に男性ファンが騒然!
2
石田ゆり子が結婚できない理由はペットにあらず!本当の原因は別だった?
3
デカすぎる!本田翼、美バスト披露でメイキング映像にアクセス殺到!
4
鈴木愛らとバチバチ!「しぶこ」が同組で無視される“緊迫バトル”全貌とは?
5
日テレ水卜麻美、リバウンド指摘もファンから上がった「歓喜の声」!