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1978年(第60回大会・準決勝)
PL学園(大阪)5-4 中京(愛知)=延長12回
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80年代に最強を誇り、さまざまな伝説を残したPL学園。その伝説を作り上げていく前の、序章とも言える試合である。
PL学園は当時の位置づけとしては、大阪から台頭してきた新鋭校というイメージだった。過去、70年と76年には決勝にも進出を果たしている。当時では珍しかったローマ字で2段重ねというユニホームの胸文字がフレッシュな印象を与えていた。そのイメージとともに、徐々に強さを示し始めていた時期でもあったのだ。この年、春の選抜ではベスト8に進出。夏はエース西田真二と木戸克彦のバッテリーが成長しており、鶴岡泰監督は初優勝を狙えるチームだと手応えを感じていた。
準決勝でその前に立ちはだかったのが、過去春4回、夏6回の優勝を誇る名門、中京(現・中京大中京)だった。相手エース武藤哲裕に8回まで無得点に抑えられ、追い詰められたPL学園の最後の攻撃となった9回裏は西田の三塁打から反撃が始まり、2点を返してなおも1死一、二塁。ここでPL学園はあえてバントで送り、2死二、三塁とする。中京は満塁策を取ったが、フルカウントになって、走者は一斉にスタートしていた。渡辺勝男の打球は二塁内野安打となったが2者が返り、ついに追いつく。
試合はそのまま西田と武藤の投げ合いで延長戦となり、12回裏に押し出しでPL学園がサヨナラ勝ち。驚異的な粘りを見せたPL学園は翌日の決勝でも、高知商(高知)に0対2とリードを許しながら、9回裏に3点をもぎ取って逆転サヨナラ勝ちした。劇的な初優勝を飾ったが、同時に「逆転のPL」伝説が作り上げられていった。これは、その象徴的な試合だったのだ。
現在、NHKで地区大会の解説などを務める武藤は、次のように回想する。
「あの9回は、何かに取り憑かれたようでした」
そして、これからおよそ10年間、PL学園は甲子園で一時代を築き上げるとともに、幾多のドラマと伝説を残し続けることになる。
翻って今夏、大阪大会準々決勝で敗退したPL学園には1年生の野球部員がおらず、12人の2年生のみで来年の夏を目指すことになった。高校野球から名門校の名前そのものがなくなってしまいそうな危機に陥っている。時代の流れとはいえ、いささか寂しさを感じざるをえない‥‥。
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