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記事全文を読む→戦後70年「日本のアイドル近代絵巻」、美女多様化の90年代
90年代のアイドル勢力図には、過去との圧倒的な違いがある。それは70年代の山口百恵や、80年代の松田聖子に代表される「純然たるアイドル歌手」が1人もいなくなったということ。鈴木亜美にしても、扱いは「J-POPアーティスト」だ。グループとしてはアイドル色の強い「SPEED」や「モーニング娘。」がいるが、ソロとしては次世代の松浦亜弥の登場まで待たねばならない。
では90年代のアイドルはどこに分散したか? 多くは広末涼子や菅野美穂のように、女優であることをメインとした。あるいはCMで活躍するタイプが多くなった。こうした“映像寄り”のアイドルに必要不可欠なのは、ピュア系と称された無垢の輝きである。
これに野村佑香や吉野紗香らの「チャイドル」、優香や小池栄子を筆頭とした「グラドル」、バラエティで笑いも取れる「バラドル」、さらにはZONEのように「バンドル」という形態も誕生した。
中には定着せずに20世紀で終わった表現もあるが、以前のように「月刊明星」でアイドルが把握できた時代ではなくなったのだ。
ribbon
おニャン子の夢よもう一度と開催されたオーディションを機に結成。同時期デビューの「CoCo」と両輪でアイドル氷河期に対抗。
SPEED
沖縄アクターズスタジオ出身のローティーン4人組は圧倒的なボーカル&ダンスのクオリティを見せつけ、ミリオンヒットを連発した。
モーニング娘。
もともとオーディションで平家みちよに勝てなかった者の寄せ集めだが、逆にファンには思い入れがしやすく、スーパーアイドルに君臨。
広末涼子
デビューと同時に「ピュア系」の名称があちこちに躍った。その登場自体が大きな事件であり、CDを含めてヒロスエ現象が続いた。
内田有紀
ショートカットのハツラツとしたイメージを打ち出し、その潜在能力は10年に1人と呼ばれた逸材。現在も女優として着実に活動。
鈴木亜美
モーニング娘。とは「ASAYAN」の番組企画でCD売上げを競うライバルだったが、ピーク時はたった1人で打ち負かすほどの人気に。
(石田伸也)
アサ芸チョイス
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