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「紅白」「ガキ使」を食うかもしれない大みそかのダークホースとは?

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 誰が決めたか、大みそかといえば「紅白」か「ガキ使」かと、世間では勝手に認知されつつあるが、今年はまさかのダークホース出現か!?と一部は色めき立っている。

 かつて瞬間最高視聴率43%を記録するなど、国民的注目を集めた伝説の一戦「元横綱の曙VS野獣・ボブ・サップ」が12年ぶりに再び行われるからだ。

 29日と31日にさいたまスーパーアリーナで行われるPRIDEの流れを汲んだ新格闘技イベント「RIZIN」が開催されるわけだが、この2人は31日に再び拳を交えることとなり、フジテレビでの中継も決定している。

 無論、この対決で語られるのは1ラウンド目であっけなくノックアウトとなった曙の失態。その倒れこんだ姿が、まるで潰されたガマガエルのようだと、世間にかつて経験したことのない衝撃を与えた。

「今回の組み合わせが発表された途端、予想どおり『ネタ試合』『またガマガエルが見れる』など、妙な盛り上がりを見せています。また、先月27日に放送されたバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に同イベントの統括部長を務める高田延彦が、この対戦カードを看板カードとしてドヤ顔で話す姿を見て、視聴者たちは失笑。ボブ・サップも昨年バラエティ番組で『勝っても負けてもファイトマネーはもらえる。だから負けてもいい』と発言していたこともありましたし、純粋にガチの格闘技として観るのが難しいのは確かです。」(週刊誌記者)

 いろいろ揶揄はされているが、「高田さん、新格闘技はプロレス仕立てですか」「これが格闘バラエティ番組の誕生である」「『ガキの使い』よりも腹筋が崩壊する可能性あり」と小馬鹿にしながらも、かなりのコメントがネット上にも書き込まれている。

 はたしてどんなオチになるのか見当もつかないが、意外や意外、紅白やガキ使の視聴率を何%か持っていくのでは? とヘンな期待がされている目玉カードではあるようだ。

(田中康)

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