芸能
Posted on 2016年01月10日 17:57

1000人アンケート!“本当にテレビで見たいお笑い芸人”(2)「“やすきよ”のコンビ芸をもう一度見たい」

2016年01月10日 17:57

20160114h

 続いて、2位は横山やすし・西川きよしの最強コンビ。「やすきよ」をもう一度見たい、との熱烈アンコールが集まった。

「テレビで死ぬほど大笑いしたんは、後にも先にもこの2人だけですわ。『ドアホ! 怒るでしかしっ』と言いたい放題のやっさんを『小さなことからコツコツと』という性格のきよしが、うまくもり立てる完璧なコンビでしたわ」(大阪府・サービス業・56歳)

 このように、コンビ再演を願う声もある一方で、

「やっさんが『久米宏のTVスクランブル』に泥酔状態で出演。久米に暴言を吐いていたのにはビックリした。酒に酔っては、タクシー運転手と何度も問題を起こして謹慎、そして吉本追放に。それでも嫌みのないやっさんの無頼漢ぶりに男ボレした」(愛知県・自由業・73歳)

 世間は漫才をしのぐ、トラブル続きのやっさんの生き様にも、魅了されたのだった。

 ドーンと3位に飛び込んだのが、萩本欽一・坂上二郎のコント55号だ。

「それまで見たことがない立体的なコントだった。欽ちゃんと二郎さんが、空中に飛び上がってドカーンとぶつかる激しい動きに、ワクワクハラハラした」(群馬県・紡績業・55歳)

 しゃべりにアクションを取り入れた笑いは、当時、革新的だった。

「実際、あまりに激しく動くので、舞台上に目印のテープが張ってあった。ところが2人は舞台から飛び出す勢いでぶつかり合い、本当に画面から飛び出してしまった。カメラマンは困ったもんだという顔をしていたが、視聴者にはバカウケだった」(ライター・山中伊知郎氏)

 第4位にはハナ肇とクレージーキャッツの登場だ。

「何といっても植木等の軽快なスーダラ節が最高! 仕事がうまくいかなくっても『サラリーマンは気楽な稼業』と思って気を紛らわした」(青森県・無職・72歳)

 もちろん、植木だけでなく、他のメンバーも人気絶大。

「谷啓の『ガチョーン』は、今でもマネするくらい大好き。正月のかくし芸大会では、銅像姿のハナ肇がメタクソにイジり倒されるのが最高だった。今はイジメを助長するとか問題視されるから、もう見られないんだろうね。残念!」(東京都・小売業・53歳)

 お笑い不況の時代こそ、無責任でも黙って俺についてこい! と言い放つカリスマが欲しいところだ。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク