芸能

SMAP“解散騒動”の裏事情を一挙公開(2)マッチが中居の説得に動いたが…

20160204a2nd

 そんなI女史を敵視していたのが、メリー喜多川副社長だ。昨年1月には「週刊文春」(1月29日号)がメリー副社長のインタビューを掲載。記事では、取材現場に急きょ呼び出されたI女史に向かって、

「対立するならSMAPを連れていっても今日から出て行ってもらう」

 と叱責し、その女帝ぶりを、あらためて世に知らしめたほど。ジャニーズ事務所関係者が語る。

「SMAPを中心とするIさんのチームは社内で“独立国”と呼ばれていて、メリーさんにとっては“目の上のコブ”でした」

 同関係者はメリー副社長がタレント送迎担当者にこんな指示を出す場面を目撃し、面食らったという。

「Iが通った道は汚れている。絶対に走ってはいけません」

 こうした“I女史叩き”は、中居らの耳にも入っていた。彼女の退社を機に、メンバーが同情に駆られて追従するのは自然な流れだったかもしれない。

「今回の分裂騒動には黒幕がいるんです」

 とは大手芸能プロの幹部だ。I女史にSMAP独立プランを持ちかけた人物がいるとして、こう明かす。

「メンバーを複数の事務所に移籍させて、AKBのようにグループを運営していく構想でした。Iさんはジャニーズを辞めたあとも、大手芸能プロのバックアップを受けながらSMAPをマネージメントするつもりでした。ところが、計画の首謀者が土壇場になって『キムタクが出ないならケツは持たない』と態度を硬化させたのです。ハシゴを外されたIさんは芸能界引退を決意しました」(芸能プロ幹部)

 行き場を失って最も困惑したのは“離脱組”の中心人物と目された中居だった。時を同じくして、中居の説得に動いたのが事務所の大先輩・近藤真彦(51)だ。

「近藤は中居をデビュー当時から弟のようにかわいがっていて、中居も近藤を兄のように慕っていました。ジャニー喜多川社長からも『うまくやってよ』と頼まれて、かなり張り切っていたようです。出演予定だった大みそかのカウントダウンコンサートを急きょキャンセルしたのも、その特命と無関係ではないでしょう」(芸能関係者)

 が、そんなマッチの“火消し工作”を中居は完全スルー。マッチからの電話に出ることはなかったという。

「中居は12月に収録されたバラエティ番組で、近藤の息子をトークのネタにしていた。その件で説教されると思ったのかもしれません」(前出・芸能関係者)

 ソデにされた近藤に代わって、そのさらに先輩に当たる元ジャニーズタレントの豊川誕氏がこう助言する。

「私自身もそうでしたが、売れっ子になって大金を手にすると、誰が仲間で誰がそうでないかわからなくなってくる。育ての親も大切ですが、芸能界の産みの親が誰なのかを忘れないでほしいですね」

 日本中を騒がせた今回のSMAP騒動。メンバー本人の口から真相が語られる日は来るのだろうか。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「これは…何をやってるんですかね」解説者がア然となった「9回二死満塁で投手前バント」中日選手の「超奇策」