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記事全文を読む→天才テリー伊藤対談「世良公則」(4)世良さんは天性のボーカリストだね
テリー 当時のツイストのブレイクには、世良さんの派手なパフォーマンスが大きく貢献してますよね。
世良 あれには理由がありましてね。ツイストは大学時代からやっていたバンドなんですが、卒業を迎えるにあたって、音楽コンテストに出ようという話になったんです。で、入賞しなければバンドは解散すると。
テリー へー。
世良 ところが、コンテストの決勝大会の予選とボーカルの就職面接の日程が重なって、「すまん、俺の人生がかかってるから決勝は出れないわ」って言うんですよ。
テリー あれ、世良さんはボーカルじゃなかったの?
世良 そうなんですよ。バンドを始めた時、僕はベースをやっていたんです。で、メンバーから「世良はコーラスもやってるし、残った中ではいちばん歌がうまいから」と言われて、ベースを弾きながらボーカルもやってたんです。
テリー へえ、それもカッコいいじゃないですか。
世良 でも、個人的に両立は難しくて「ベースかボーカルのどちらかを新しく入れてくれ」ってお願いしたら、キーボードをやってたヤツが同級生のベーシストを連れてきたんです。
テリー もし、新メンバーがボーカルだったら‥‥と考えると、何か運命を感じるね。おもしろいなぁ。
世良 だけど今までずっと楽器を持って歌っていた人間ですから、急にマイクだけになると何をしていいかわからないんですよ。それで、とにかくデタラメに動いてたら「ムチャクチャに暴れる、変なボーカルがいるぞ」ってことになって(笑)、コンテストで優勝して、そのまま「あんたのバラード」のシングルを出して、「夜のヒットスタジオ」に呼んでいただいて‥‥とやってるうちにボーカルとして定着した、という感じなんです。
テリー いや、それで人気が出ちゃうのは、持って生まれた才能じゃないですか。天性のボーカリストだったんだと思いますよ。
世良 僕のおばあちゃんがお坊さんで、お経をあげる声がとてもよかったんです。だから家族に、「おばあちゃんの声をもらってよかったね」って、よく言われましたけど。
テリー しかし、ツイストでデビューして38年ですか。まだまだかれない魅力的な声ですもんね。これからも音楽活動は、ガンガンやっていく感じですか?
世良 もちろん、役者の仕事も楽しいんですけどね。昨年は60歳記念イヤーということで、2枚のアルバムと1枚のシングルを作ったんですよ。
テリー それはまた精力的ですね!
世良 先ほど言ったようなライブも含めて、音楽にドップリの1年を過ごさせてもらって、それはすごく充実していましたね。
テリー その集大成となるのが、2月6日の福岡でのライブですか?
世良 そうですね。せっかくの機会ですから、下の世代と何かを紡いでいきたいと。で、いろんな後輩ミュージシャンに声をかけたら、みんな快諾してくれて。
テリー つるの剛士さん、野村義男さん、奥田民生さん、宮田和弥さん‥‥などなど、ぜいたくなメンバーですね。
世良 ええ。それだけ貴重な機会なので、ぜひ観ていただきたいですね。特に僕と同世代の人たちには、生ならではの本当のロックのカッコよさをあらためて体感してほしいので、ぜひ。
テリー おお、「アサ芸」読者も楽しめるステージになりそうですね!
◆テリーからひと言
久しぶりにお会いしたけど、ホントにいつまでもエネルギッシュでカッコいいね。ぜひ東京でも豪華ライブを! その時は、僕も観させてもらいます!
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