芸能
Posted on 2016年02月13日 09:57

石坂浩二の「開運!なんでも鑑定団」降板事件はテレビ界の“横暴常識”?

2016年02月13日 09:57

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 放送23年目を迎える「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)で勃発した「石坂浩二降板事件」。1月下旬、石坂と同番組チーフプロデューサーとの確執が発覚し、同時に「コメントがカットされ続けている」と報じられた。3月末での石坂の降板が発表されたが、10年前の酒席での新任チーフプロデューサーの非礼な物言いが発端だとも。だがそうした事件は、どこの局にでもゴロゴロ転がっている。

 石坂騒動を受けて、

「石坂さんの問題だけじゃなく、テレビ界は横暴な制作者であふれていますよ!」

 と語気を強めるのは、作り込まれたネタに定評があるお笑い芸人Aである。

「ちょっとでも映っているだけ、石坂さんはマシ。僕が数年前からレギュラー出演している番組があるんですが、プロデューサーの機嫌を損ねたせいで、一時期は『全カット』。半年以上、番組でいないことにされていました。何とか謝り倒して映るようになりましたが、何をやっても無意味な『飼い殺し状態』は本当にキツかった。石坂さんの気持ちが痛いほどわかります」

 こうした「横暴テレビマン」への、Aの怒りは収まらない。

「彼らが横暴なのはテレビ界の常識ですよ。ある時、若手芸人が多数出てきてネタを見せる番組の担当プロデューサーから合コンのセッティングを頼まれたんですが、たまたま忙しくて断ったら逆ギレされ、番組を降板させられましたからね。関西のテレビ局には、現場のウケよりも個人的な好き嫌いで編集しているヒドいディレクターもいる。芸人が大ウケしてもめったに使わず、アイドルのパッとしないコメントばかり使う、と芸人の間では有名なんですよ」

 Aはまた、テレビ局の社員と出演者のシビアな関係を指摘する。

「僕は高校時代にスポーツの部活に入ってたんですが、その時の後輩が今、キー局でディレクターをやっているんです。昔は先輩の話を聞く時は直立不動ぐらいの感じだったのに、今では立場が逆転して、後輩がタメ口をきいて自分が敬語になってしまいました。それぐらい、局のスタッフには権力があるんですよ」

 石坂浩二との確執がささやかれる「開運!なんでも鑑定団」のプロデューサーは「初対面の時に石坂を罵倒した」とも報じられているが、

「実際、初対面時に一発カマされるのはよくあること」

 と語るのは、番組制作現場に精通した放送作家だ。

「ある芸人が定期的に出演していたネタ番組のプロデューサーが代わって、何年もやっている定番のネタを初対面でボロクソにダメ出しされたんですよ。その日の打ち上げで『そんなにダメですか?』と食い下がったら、酔っ払ったプロデューサーに頭からビールをかけられた、という気の毒な話があります。その時のショックからか、定番だったネタをやらなくなってしまいましたね」

 制作陣とタレントの対立について、この放送作家は「昔も今も頻繁に起こっていますよ」と言って、さらに内情を明かすのだ。

「ものまねブームの真っただ中、90年代前半に勃発したフジテレビのプロデューサーとコロッケさんの衝突はテレビ業界を震撼させました。結果、フジの『ものまね王座』から日テレの『ものまねバトル』にタレントの大移動が起こった。両局と各タレントの所属事務所の社長が動いて、ようやく沈静化したんです」

 中には口論どころの話ではない大ゲンカまで‥‥。

「女芸人随一の武闘派と言われるコンビの一人が何年か前、関西の番組の打ち上げで男性プロデューサーとつかみ合いのケンカをしたといいます。もともと高慢で好かれていないプロデューサーで、『よくやってくれた』との声がスタッフから上がったと‥‥」(関西のテレビ関係者)

「石坂事件」で浮かび上がったテレビ界の“横暴常識”。そのエネルギーを番組制作への熱意に変えてくれればいいのだが。

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