社会

“目からウロコ”の健康になる歩き方、病気になる歩き方(3)歩数に達しなければ効果ゼロ

20160303o

 さらに青柳氏の解説を聞こう。

「例えばうつ病の予防には『1日4000歩/中強度歩行5分』がボーダーラインだとわかった。理由の1つが太陽の力です。人間は日光を浴びることで体内のリズムを整えますが、うつ病の人は日光を浴びる時間が極端に少ないため、生活にメリハリがない。それが悪循環に陥る要因です。家の中にいただけでは『4000歩/5分』を達成できない。中強度の運動で体温が上昇すれば、睡眠効果も生まれます。足腰が弱くなって外出する機会がなくなった、あるいは引きこもりがちになったと感じる人は今すぐに始めてください」

 また、認知症や心疾患、脳卒中予防のためには「5000歩/7.5分」の身体活動が必要だという。

「心疾患や脳卒中が発症する背景には動脈硬化と高血圧がありますが、その多くが運動不足によるもの。摂取エネルギー超過のため、内臓脂肪がたまって代謝機能が不順になる。そのまま放置していると動脈硬化になってしまうんです。つまり予防するためには、まず身体活動量をアップして食事のバランスを改善するしかない。その最低ラインが『5000歩/7.5分』ということです」

 我々はふだんの生活の中で通常、2000歩程度は歩いているため、

「あとは『3000歩/7.5分』をどう取り込むかだけ。散歩の時間を確保するのもよし、買い物ついでに歩くのもよし。で、7.5分だけは中強度の速歩きをする。ぜひ実行してみてください」

 そしてガンや動脈硬化、骨粗鬆症予防の場合はこうだ。

「ガンは生活習慣などさまざまな要因が重なって発症すると言われますが、運動不足も要因の一つ。活性酸素が遺伝子を傷つけるとガンが発症しやすくなるため、適度な運動を行うことで活性酸素の攻撃を弱め、傷ついた遺伝子を回復させる働きが高まります。特に大腸ガンや肺ガン、乳ガン、子宮内膜ガンなどは運動との関連が強い。また、心筋梗塞や脳梗塞、くも膜下出血につながる動脈硬化もガン同様、『7000歩/15分』をボーダーラインとして、大きな違いが出ることがわかっています」

 その他、高血圧症、糖尿病は「8000歩/20分」がボーダーラインだという。

「ただ、注意していただきたいのは、これは『オール・オア・ナンの法則』で、『全てかゼロか』ということ。つまり、本来8000歩を歩くべきところ、5000歩だったから高血圧症の予防に多少の効果があるだろう、という考えは当てはまりません。5000歩では高血圧や糖尿病の予防効果はゼロ。その点を勘違いしないことです」

カテゴリー: 社会   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    出会いのカタチもニューノーマルに!「本気で結婚したい」男がやるべきこと

    Sponsored
    168750

    「結婚はしたいけど、もう少し先でいいかな……」「自然な出会いを待っている……」と思いながらも、「実は独りが寂しい……」と感じてはいないだろうか。当然だ。だって男は弱いし、寂しがりだから。先の“言い訳”じみた考えも、寂しさの裏返しのようなもの…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    多部未華子、「行列のできる法律相談所」で見せた“顔の進化”に視聴者騒然!

    132223

    8月24日から25日にかけ放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)は、平均視聴率16.5%で歴代13位の好成績を記録。駅伝マラソンでの、いとうあさこのラストスパートのシーンでは瞬間最高視聴率39.0%と驚異的な数字をとり、そのまま後番組…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    過食やストレスによる“ぽっちゃり” 実は「脳疲労」が原因だった!?

    Sponsored
    157187

    「思うように外出できないし、友だちともなかなか会えない」「四六時中、家族と接していて息が詰まる」「在宅勤務だと仕事に集中できない」「残業がなく収入減で将来が不安」──会議に限らず、飲み会やデート、婚活まで、オンラインによるライフスタイルがニ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
波瑠もア然!?「ナイト・ドクター」の“Gカップ描写”に視聴者が総ツッコミ!
2
テレ朝も不安になる?森川夕貴の“どんどん大きくなる”バストアピール
3
NHK赤木野々花、今度はピカピカ床にワンピ奥の奥が映り込んだ!生放送事故
4
広瀬すず、ドッキリ動画に映り込んだ「爆裂バストが凄い」とファン大反響!
5
水卜アナの時と違う!? 加藤浩次の“塩対応”受けた日テレ岩田絵里奈に同情の声