芸能
Posted on 2016年04月20日 05:57

「大食い選手権」中村ゆうじが22年秘話を“卒業”満腹告白!(1)この仕事は俺が主役じゃない

2016年04月20日 05:57

20160421p1st

「食って食って食いまくるぞー!」と叫び続けて22年──テレビ東京の名物番組「元祖!大食い王決定戦」で長らくMCを務めた中村ゆうじが、4月3日に放送された特番で番組からの卒業を発表した。「大食い」を社会現象にまでし、ギャル曽根などスター選手を生んだ名物司会者が秘話の数々を満腹告白した!

 僕、自分のポリシーとしてテレビで涙を見せるのがすごく嫌なんですよ。番組で泣くなんて、多少なりともお笑いをやってる人間にとって恥ずべき行為だと思ってるくらいで。だから冷静に「新しい人にバトンタッチします」ってコメントしようと思ったのに、いやあ、もう完璧に涙ぐんじゃいました(笑)。やっぱり22年の重みが一気に襲ってきたんでしょうね。感情が盛り上がってきて抑えきれなくなったんです。

──

 苦笑いしつつ、どこか晴れやかな表情で、卒業発表の瞬間をこう振り返る中村ゆうじ(59)。「大食いを卒業」と報じられたのは3月21日のことだ。「大食い」というジャンルを開拓した立て役者の勇退は、世間にも大きな驚きを与え、友人から大量の“安否確認”が届いたという。

──

 いっぱい電話やらメールやらが来ましたね。しかもテレ東が付けた番組のサブタイトルが「さらば、中村ゆうじ!!」だったもんだから、みんなに「お前、体どっか悪いのか!?」って心配されちゃってね。1年くらい前から、テレ東さんには「バトンタッチさせてくれないか」っていうふうに話していたんです。世代交代して若い選手だらけになってきて、その中に年寄りが1人で交じってるのが恥ずかしくなってきたんですよ。真面目な話、一回の試合につき45分間ずっと、あらんかぎりの声を尽くして実況し続けるのは、僕自身ものすごくダメージを食らうんです。

 選手も命がけですけど、僕も命がけ。倒れちゃうんじゃないかってくらい追い込んでMCやってたんで。

 番組スタッフにはかなり引き止めていただきましたけど、本当にぶっ倒れて番組に迷惑をかけるわけにはいかないですから、そろそろ身の引きどころかな、と。

──

 もともと俳優・コメディアンとして活動していた中村が、勝手の違う“レポーター”として起用されたのは1992年、「元祖!──」の前身番組である「TVチャンピオン」だった。

──

「TVチャンピオン」は不思議な番組でしたね。超低予算で、そもそも“素人同士が戦う”ってコンセプトがそれまでなかったですから。いちばん最初は忘れもしない「手先が器用選手権」のレポート。スタッフですら「こんな番組は半年も続けばいいだろ」って言ってたら、何やかんやで16年も続いて(笑)。その企画の一つに“大食い選手権”があったんです。僕は最初期には出ていなくて、“初の海外戦”っていう特番から担当するようになりました。

 レポートをやり始めてまずわかったのが「あれ? これは俺が主役の仕事じゃないんだ」ってこと。僕は28歳くらいから芸能界で独り立ちして食えるようになったけど、当然ながら“自分本位”でやっていく活動・仕事だったわけです。でもこの番組では、「あくまで選手が主役だ」ってことをまざまざと感じさせられた。

 最初のうちは、やっぱり戸惑いましたね。

 自分の仕事はいかに選手の個性を引き出してあげるか、それがわかってからもなかなか大変でした。何せ相手は素人さんですからね。しゃべってくれない人もいるし、逆に何言いだすかもわかんない。試合内容の台本があるわけでもないですから、臨機応変にやるしかなかったんです。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年08月29日 07:00

    ダブル不倫スキャンダルで一躍、その名を浸透させた元宝塚女優・花乃まりあに、さらなる荒波が襲いかかっている。8月まで上演されたミュージカル「愛の不時着」でダブル主演した三山凌輝との「不適切な関係」報道からおよそ1カ月が経過したが、花乃を取り巻...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年08月29日 10:30

    ウクライナ東部の前線後方で、強烈な閃光が走る。通信は途絶え、放射性物質を含む雲が国境方向へ流れ始めた。欧州各国の放射線量モニターが跳ね上がり、NATOは緊急協議に入る。原油先物は急騰し、株式市場は暴落。北京では習近平政権が対応を迫られる――...

    記事全文を読む→
    社会
    2026年08月31日 20:30

    日本のホテルに泊まっていて「チェックアウト時間が早すぎる」と感じたことはないだろうか。日本では「10時チェックアウト、15時チェックイン」という設定が今も多い。ところが海外では「12時チェックアウト、15時チェックイン」をスタンダードにして...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク