社会

現役内科医が教える「医者に殺される患者、生かされる患者」(1)医療機関を選ぶ方法とは?

20160519j

 健康保険制度がある我が国では、誰もが平等な治療を受ける権利がある。ところが実際には病院や医師の選び方、さらに医師への接し方によって、受ける治療に大きな差が生じ、命の危険にさらされるケースが多いというのだ。医師に殺されるも生かされるも、患者の知恵しだい──。

「本来、サービス業というのは支払った金額に応じたサービスが提供されるもの。ただ、医療はサービス業の中でも特殊で、消費者である患者さんに決定権がない場合が多い。これはサービスを受ける側があまりにも無頓着すぎるから。そして、そこに殺される患者と生かされる患者との決定的な違いがあるんです」

 こう語るのは、先頃出版した「殺される患者、生かされる患者 100点の治療を受ける方法」(ワニブックス)の著者で内科医の児玉知之氏だ。

 医師といえど人間。理不尽な態度で接したり、真剣に病気と向き合う態度がない患者には必要以上の治療を施さない場合がある。医師の対応いかんでは、本来受けるべき治療を受けられず、結果、それが死につながることもあるのだ。児玉氏がレクチャーする「医者に殺されない患者になる知恵とテクニック」とは──。

 病院を選ぶ際に、すでに分かれ道は出現している。

「イギリスなどの場合はプライマリードクター制度というのがあって、地域ごとに医者が割り当てられているため、そこで専門的な治療が必要と判断されて初めて高次医療施設に行くことになります。つまり、フリーアクセスではないということ。ところが日本は極端な話、自分がガンだと思えば直接がんセンターに行くことも可能で、病院の選び方には大きな自己責任が伴う。だからこそ、慎重にすべきなんです」

 にもかかわらず、「近所にあるから」「家族が通っているから」などの理由で通院先を選ぶケースが多い。

「最近は医療が高度になったこともあり、より細分化されているため、昔のようにオールマイティに診察できる医者はまずいません。ですから、ネットで調べるなり電話で確認するなりして、事前にその医者の下調べをしていくことが必要。それが自己防衛手段になります」

 医療機関の「得意分野」を簡単に見抜くには、まずそのクリニックが標榜している順番を確認することだ。

「開業医の場合、例えば『循環器内科・内科・小児科』とあったら、最初にある循環器内科が専門だと思えばいい。多くの医者が内科と書いていますが、極端な話、お手軽だから。専門でなくても標榜するのは自由だし、罰則もありません。だから美容整形しかできない医者が内科の看板も掲げてビタミン点滴をしたり、インフルエンザの時期だけ予防注射をやったりするケースもあります」

 ぶっちゃけ、個人開業と総合病院、どちらを選ぶべきなのか。

「双方ともにメリット、デメリットがありますが、開業にはそれなりのリスクが必要なので、開業医には最低10~15年のキャリアが担保されています。そのため、総合病院で研修レベルの医者に当たって参った‥‥みたいなことが起こる可能性は低いはず。ただ、1人でやっているのでカバーできる範囲が限られ、専門外のことに対応できないケースもあります」

カテゴリー: 社会   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    【緊急座談会】中年世代にど真ん中の夏カジュアルはあるのか!?

    Sponsored
    182685

    40代ともなると違和感を感じ始めるのが、休日のカジュアルファッションだ。体型が変わったり、若い頃に着ていた服が似合わなくなったり「何を着たらいいか分からなくなる」のがこの世代の特徴。昔ほどお金をかけるわけにもいかず、とりあえず安価なユニクロ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , |

    クラファン発!最先端サプリ「スパルトT5」の実力と評判とは?

    Sponsored
    182842

    コロナ禍は、生活様式も働き方も大きく変えた。「仕事帰りにちょっと一杯」も難しくなった今、ビジネスの最前線で活躍する現役世代を蝕む過大なストレスが問題となっている。そんな精神的負担も原因なのか、これまで高齢男性に多かった“夜の悩み”を訴える3…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , |

    出会いのカタチもニューノーマルに!「本気で結婚したい」男がやるべきこと

    Sponsored
    168750

    「結婚はしたいけど、もう少し先でいいかな……」「自然な出会いを待っている……」と思いながらも、「実は独りが寂しい……」と感じてはいないだろうか。当然だ。だって男は弱いし、寂しがりだから。先の“言い訳”じみた考えも、寂しさの裏返しのようなもの…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「木村文乃のバストを揉みしだく」東出昌大との驚愕映像に羨望の声!
2
真木よう子、「Gバストがお腹に乗ってる」なド迫力オフショットにファン騒然
3
木村文乃、“艶気なし”指摘を吹き飛ばす「前かがみ水着バスト渓谷」の破壊力!
4
本田望結、ボディ成長と美人化がどんどん進む!ファンも困惑の“ノビシロ”
5
皆藤愛子“復活”で注目を集めた色白“透け衣装バスト”の膨らみ具合