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Posted on 2016年05月21日 17:56

「二刀流」日ハム・大谷翔平が投手として正念場のウラ真相

2016年05月21日 17:56

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 これはプロ4年目にして初めて味わう「壁」なのか。日本球界を背負うエースにまで成長した日本ハム・大谷翔平(21)だが、今季は思うような投球ができていないようである。

 今季7試合目の先発登板となった5月8日の西武戦も、6回10被安打4失点でKO。早くも3敗目(5月11日現在、以下同)を喫した。勝ち星は登板6試合目の5月1日にようやくあげた1勝のみだ。昨季最多勝(15勝)、防御率(2.24)、勝率(7割5分)の3部門においてパ・リーグのトリプルクラウンを成し遂げたスーパー右腕が苦しんでいる。

 これまでの大谷は、ルーキーイヤーの13年に3勝、14年に11勝、そして15年の昨季はリーグ最多の15勝と、ここまでは順調にステップアップしてきた。

「ところが、今季は立ち上がりが悪くて先制を許し、守っている野手のイライラを増幅させて、援護をもらえないまま白星に結び付かないという悪循環なケースが目立っています」(スポーツ紙デスク)

 その一方で、先の西武戦では打線から先制点をプレゼントされながら、いとも簡単に同点とされ、ついには勝負どころの中盤でアッサリと逆転されている。ふがいない内容が続き、周囲から「大谷は大丈夫なのか」と心配の声が飛び交うのも無理はないだろう。

 では、今季の大谷はなぜスランプにハマってしまっているのか。日本ハム球団関係者の一人は「やはり二刀流を継続していることが、大谷にとってかなり大きな足かせになっている」と指摘する。

 二刀流4年目の今季は投手としてこそ不振続きだが、対照的に打撃のほうで絶好調をキープ。自己最長を更新する“4試合連続アーチ”のほか、規定打席にこそ届いてないものの、打率も3割2分2厘まで跳ね上げ、レギュラーメンバーの中で、唯一の3割打者としてチームを支えている。

 しかし、前出・球団関係者は顔をしかめながら、こう補足する。

「そもそも投手と打者を両方やり続けるなんて、土台無理な話なんです。でも大谷は持って生まれた“天然キャラ”だから、その前人未到の偉業を成し遂げたいとガムシャラになって今も二刀流の選手として試合に出続けている。それが気づかないうちに自分で自分の首を絞めているわけです。今季のように打撃が好調だと、どうしてもバッティングに気持ちがシフトしてしまい、ピッチングのほうは、おろそかになりがちとなる。どっちつかずになってしまうことを危惧して、栗山監督と球団幹部は昨シーズンから大谷の今後について『投手優先の1.5刀流』の起用法とする考えだったはずなのに、今季の打撃好調によって話をまた振り出しに戻してしまった。大谷を今後スーパー・ピッチャーにしたいなら、今すぐに登板翌日のDH出場を控えさせて『1.5刀流』に引き戻すべきです」

 ところで、“投手・大谷”の不振について「原因はプライベートの変化にある」と、次のように打ち明ける関係者もいた。

「プロ入り直後にナインの間で未体験説がささやかれ、『まだなんだろ? 体験できる店に連れてってやろう』とチームメイトからからかわれて『勘弁してください!』と必死で否定した姿からますます疑惑が濃くなったなんて話がある。以後も一切浮いた話が聞こえてこない大谷でしたが、実はチーム内の一部で『最近になって人気美人モデルの彼女ができたらしい』と噂が出始めているんです。(札幌と鎌ケ谷で)寮住まいの大谷には、入団当初から外出する際に行き先を届け出る義務がチームから課せられ管理されていますが、ここ最近の栗山監督はそれをなし崩しにして見て見ぬ振りをしている。それも“チーム公認”の彼女ができたからのようで‥‥。いずれにせよ私生活で大事な女性の存在が初めて現れたことで、それまで野球一辺倒だった生活リズムが変化して、ピッチングのほうに影響しているのかもしれない」

 原因はさまざまだが、「彼女」の存在があるのなら、逆に投手・大谷を奮い立たせてくれてもいいようだが──。

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