社会

この3つがNG習慣!急速に増加中、目のピントが崩壊する「スマホ老眼」とは?

20160712sprougan

 近頃、ふとした瞬間に「あれ?目のピントがおかしいぞ…」。そんな感覚を持った人はいないだろうか?

 もしも、答えが「YES」で、さらにあなたが片時もスマホを手離せないような生活を送っているとしたら、それは「スマホ老眼」の可能性が非常に高い。

 スマホ老眼? そんな言葉は初めて聞いたという人も多いはずだが、いまや現代人の生活に欠かせなくなったスマートフォン、そのスマホの長時間利用により現代人を猛烈な勢いで襲っている健康被害の一つが「スマホ老眼」なのだ。

 突然、目のピントが合いにくくなるこの症状は、「老眼」といいながら、スマホユーザーなら10代や20代の若い世代にも現れるというから、だれもが注意しなければいけない“現代病”ともいわれている。

 目薬でおなじみの参天製薬がこのほど行った、「スマホ老眼」を自覚したという10~50代の男女(500名)を対象としたアンケートによれば、約8割が週1回以上この症状を自覚し、なんと週5回以上も「目のピントが合わなくなる」人が3割近くにも上っている。

「スマホ老眼は『ピント調節筋(毛様体筋)』の使いすぎが原因。100mダッシュをした直後に足の筋肉が疲労してうまく歩けなくなるようなイメージでしょうか。つまり、筋肉の使いすぎです」

 そう教えてくれたのは、「スマホ老眼は治る!」(扶桑社)の著者でもある眼科医の荒井宏幸先生。1日あたりのスマホ閲覧時間が長ければ長いほど「スマホ老眼」になりやすいと荒井先生は警鐘を鳴らすが、とくに「3つの習慣」が危険だという。

「『電車スマホ』『歩きスマホ』『寝転びスマホ』ですね。文字や光がブレたり揺れたりする中で画面に集中することで、ピント調節筋が格段に疲れやすくなる」(荒井先生)

 案の定、前述のアンケート対象者は「歩き」「電車」「寝転び」でのスマホ使用が習慣化している人が多かった。とくに「寝転びスマホ」は84%と高い。

 その対策としては、スマホに依存しないことが最善であることは間違いないが、少なくとも「3つの習慣」に注意することは必要だろう。また、水分を含んだタオルを温め、瞼の上に置いて目を休める「ホットアイマスク」などもそれなりの効果があるといわれているが…。

「すでに症状の出ている人なら、『ピント調節筋』の血流を改善して、筋肉疲労を取り除いてあげることが重要。その調節機能を改善する目薬を使用するのもいいでしょう。ちなみに目薬は時間を決めて、毎日同じ時間に使用することをお勧めします」(荒井先生)

 アンケートを敢行した参天製薬からは「メディカル10」など、ピント調節筋に働きかける点眼薬が発売されているが、とにもかくにも現代人は「スマホ老眼」対策を一刻も早く打ちたてることが不可欠といえるだろう。

カテゴリー: 社会   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え