スポーツ

体操・内村航平は1000万円!金メダリストだけが課税される「報奨金」の裏側

20160911uchimura

 過去最高のメダル獲得数で、東京五輪に弾みをつけたリオ五輪。メダリストたちはその偉業の対価を報奨金という形で受け取ることになる。

「リオ五輪では、JOCから金メダルには500万円、銀メダルには200万円、銅メダルには100万円が報奨金として支払われます。ですから、団体、個人総合の2つの金メダルを獲得した体操の内村航平選手は1000万円を手にすることになります」(スポーツ紙記者)

 報奨金とはいえ、1000万円もの金額を一度に手にすると、多額の税金を心配してしまうのがわれわれ小市民の悲しさ。

「バルセロナ五輪までは課税対象でしたが、中学生の岩崎恭子選手の報奨金に課税がされるのはかわいそうという声が挙がり、所得税法が変更され、五輪の報奨金には課税されないことになりました。しかし、今回のリオ五輪に関しては、金メダリストにだけは課税されてしまうんです。リオ五輪では、JOCは金メダルの報奨金をこれまでの300万円から500万円にアップしました。そのため、アップした200万円は課税対象になってしまうんです。ただし、一時所得には特別控除額50万円がありますので、そんなに大きな額になることはありません」(スポーツ業界に詳しい税理士)

 少額とはいえ、日本を感動させた活躍の対価である報奨金に課税されるのは納得いかないというのが庶民感情なのだが。

(芝公子)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
4
大谷翔平が「嘘つき」と断言した元通訳・水原一平の潜伏先は「ギャンブル中毒の矯正施設」か
5
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか