社会
Posted on 2016年10月19日 05:55

元慶應大学特任教授が完全解説「チョコレート健康法」の驚くべき万能効果!(1)「カロリー」と「糖質」を間違うな

2016年10月19日 05:55

20161020aa1st

 ちまたに数多くある健康情報の中でも、最大級の驚きを伴うものではないだろうか。甘いお菓子を食べてあらゆる病気から体を守り、改善させる。世の常識を覆す健康法を実践する医師の説明を聞けば、こう思うはずだ。「そんなウマイ話があったのか!」と。

 さて、ここで問題。皆さんは「塩せんべい」と「チョコレート」、糖尿病に影響を及ぼさないのはどちらだと思うだろうか。

「恐らく多くの方が塩せんべいと答えるはずですが、これは糖尿病の食事に関する多くの医師の間違った指導のせい。実は塩せんべいは材料に糖質を多く含む米を使っていて、100グラム当たりの糖質量は82グラムもある。対してチョコレートは高カロリーではあっても、糖質は33グラムと半分以下。せんべいのほうが血糖値を上昇させるため、糖尿病の原因になる。しかもチョコレートには食物繊維が豊富に含まれるため、糖の吸収を妨げ、ポリフェノールの働きで糖尿病治療に効果的なんです」

 こう語るのは、今話題の著書「チョコは糖尿病によく効く、ヘモグロビンA1cがこんなに下がった」(主婦の友社)の著者で、元慶應大学特任教授の栗原毅医師(栗原クリニック東京・日本橋院長)だ。

 食事によって摂取された糖質は小腸から吸収され血糖になり、血液を通って全身に運ばれる。すると血糖値が上昇するが、健康であれば膵臓からインスリンを分泌して血糖値をコントロールしてくれる。

「ところが、膵臓から出るインスリンが十分ではない場合、慢性的に血糖値が高くなる。それが糖尿病なんです。つまり、問題は血糖値を急激に上げないこと。そのためにはカロリーではなく、糖質の摂取が問題になるんです」

「カロリー」と「糖質」をごちゃ混ぜにしてはいけないのだ。

 チョコレートの原料であるカカオには「リグニン」という食物繊維が豊富に含まれ、小腸からの糖質吸収を阻害する働きがある。

「板チョコ1枚に含まれる食物繊維は、だいたいゴボウ半分。さらに腸管内の残留物の排出をする役割もあるので、便秘解消効果もあり、ダイエットにもお勧めです」

 そしてチョコレートがもたらす最大の効果が、カカオに含まれるポリフェノールによるもの。栗原氏は10年ほど前からチョコレートに含まれる高カカオポリフェノールに着目している。

「今や20歳以上の日本人男性の4人に1人、女性の5人に1人が糖尿病もしくはその予備軍と言われている時代。ところが自覚症状が出にくいだけに、なかなか真剣に予防や治療に取り組む人が少ない。で、数年前からクリニックに来る糖尿病患者さんにチョコレートを勧めたところ、その多くに糖尿病の発症リスクに大きく関わる『ヘモグロビンA1c』(過去1、2カ月の血糖値の平均で、この数値が高いと動脈硬化や脳卒中の危険が高まる)の数値が下がるという現象が見られたんです。これには私自身も本当に驚きました」

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月02日 18:00

    三陸沖で再び地震が発生し、富士山噴火を危惧する特番が組まれ、高市政権は武器輸出を解禁─この不穏な流れは何かの兆しなのか?いち早く察知したのは「Mr.都市伝説」関暁夫氏だ。30年以上前に作られたカードが、驚愕の未来を暗示しているという。いった...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月03日 18:00

    世界の大谷翔平の背中を追う「後継者」が、同じ米国で静かに存在感を強めようとしている。日本を経由せずに米大学で名を馳せて、即メジャー入団を夢見る怪物のことだ。ところが今、その進路を巡って“別シナリオ”が確定的と言われているのだ。は...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク