政治

元国会議員秘書が告発!文科省天下り「激ウマ実態」(2)文教協会役員は元大臣秘書官

20170223t2nd

 そんなA氏の働きぶりについて、H大学の関係者はこう話していた。

「大学には毎日来ていますよ。個室をあてがわれていて、だいたい昼くらいに来て、新聞を読んで2時間くらいで帰っていきますね」

 具体的な報酬の額まではわからないが、あの慌てぶりから想像するに、決して安い額ではなかったのだろう。結局、このOB同士のポストの奪い合いによってA氏は顧問の職を解かれ、のちに任意団体の代表に就任。大学関係の人脈を生かし、しばらくは私学向けの経営セミナーなどで金集めに奔走していたようだ。

 さて、一連の問題でクローズアップされた「文教協会」の役員であるB氏も旧知の仲だ。地方大学の事務局採用という典型的なノンキャリアだが、「国会連絡室」の室長として官僚と国会議員とのパイプ役を担い、文部科学大臣の政務担当秘書官を務めた経歴を持つ。

 B氏をよく知る関係者はこう評する。

「交渉力に優れ、政治的なセンスも抜群だった。文教関係の団体からの陳情や要望を手際よくさばき、大臣の信頼も厚かったそうです。当然、大学側からは補助金の上乗せを頼まれることもあったでしょうね。この秘書官時代に全国の大学にパイプを築いたんです」

 かくいう筆者もB氏の人脈に救われたことがある。

「大学院で博士号を取ったが、就職先がない。先生のお力で何とかなりませんか」

 ある時、こんな相談が議員事務所に持ち込まれた。下手を打てば大ヤケドしかねない「口利き」は秘書の“汚れ仕事”である。さっそくB氏に相談すると、ある関西の大学名をあげて、

「いいですよ。理事長を知っていますから当たってみましょう」

 と嫌な顔ひとつせずに快諾してくれたのだ。

 内閣官房の調べでは、13年4月以降の3年間で、50人以上が文科省から大学に再就職している。B氏が「文教協会」の役員として、あっせんに関与していたとしても不思議ではない。

 天下り先は大学とは限らない。教育従事者向けの共済組合もうまみのある受け皿の一つだ。前出のB氏も「文教協会」に入る前に理事として在籍していた。

「共済組合では週に2回ほどの勤務で年間1000万円近い収入を得ていたと言われています。また、数年間勤めた組合を辞める際にも、ほぼ同額かそれ以上の退職金を手にすることができます。こうした“ワタリ”を繰り返して、退官後に5000万円以上の収入を得ることも珍しくはありません」(共済組合関係者)

 キャリア組のトップ官僚ともなると、天下り先の“格”もだいぶ違ってくる。

「事務次官クラスの天下り先といえば、放送学園大学の理事長職が定番でした。80年代半ばから元事務次官が歴任し、その慣習は11年に御手洗康元事務次官がやめるまで続きました。同大学には文科省から年間約60億円の補助金がつぎ込まれていたこともあって、年額2000万円近くもの報酬が約束されていたと聞いています。また、文科省の外局である文化庁の長官は、退官後に国立科学博物館の館長に天下るのが通例でした」(文科省関係者)

 国立科学博物館が公開した資料によると、15年度の館長の年間報酬は1929万円だった。

朝倉秀雄+週刊アサヒ芸能特別取材班

カテゴリー: 政治   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    出会いのカタチもニューノーマルに!「本気で結婚したい」男がやるべきこと

    Sponsored
    168750

    「結婚はしたいけど、もう少し先でいいかな……」「自然な出会いを待っている……」と思いながらも、「実は独りが寂しい……」と感じてはいないだろうか。当然だ。だって男は弱いし、寂しがりだから。先の“言い訳”じみた考えも、寂しさの裏返しのようなもの…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , |

    多部未華子、「行列のできる法律相談所」で見せた“顔の進化”に視聴者騒然!

    132223

    8月24日から25日にかけ放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)は、平均視聴率16.5%で歴代13位の好成績を記録。駅伝マラソンでの、いとうあさこのラストスパートのシーンでは瞬間最高視聴率39.0%と驚異的な数字をとり、そのまま後番組…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    過食やストレスによる“ぽっちゃり” 実は「脳疲労」が原因だった!?

    Sponsored
    157187

    「思うように外出できないし、友だちともなかなか会えない」「四六時中、家族と接していて息が詰まる」「在宅勤務だと仕事に集中できない」「残業がなく収入減で将来が不安」──会議に限らず、飲み会やデート、婚活まで、オンラインによるライフスタイルがニ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
佐々木希、「バストの張り」良好ぶりを裏打ちした?渡部建の“豊洲バイト”
2
「バスト強調」艶系人気動画、突如登場「2代目」に視聴者が戸惑う“形状の違い”
3
バストが揉みしだかれて!?井上和香、「目を閉じ口を半開き顔」写真に熱視線
4
木村沙織“9等身ボディ”披露で気になった現役時代のはちきれバストの行方
5
夏目三久、水卜麻美・井上清華への意地!?強調すさまじい「Fカップ」対抗