芸能

テレ朝「土曜ワイド劇場」が40年の歴史に幕も「問題なし」な理由とは?

 4月8日の放送を最後に「土曜ワイド劇場」(テレビ朝日系)が終了。1977年に始まった人気番組が40年の歴史に幕を下ろした。

 いくつもの人気シリーズを生み出してきた番組だけに終了を惜しむ声が上がり、存続を求める意見も出ているが、根っからのファンはいたって冷静で「終わっても問題ない」という。

 土曜ワイド劇場が終了するのは視聴率の低迷が原因ではなく、この時間に情報番組を流したい局の意向によるもの。そのため土曜ワイド劇場は放送時間を日曜日の午前10時に移し、リニューアルすることが決まっている。

「高橋英樹が十津川警部を演じる『西村京太郎トラベルミステリー』といった人気シリーズはなくならないでしょう。ですので、ファンはただの枠移動ととらえ、心配していないようです」(テレビ情報誌ライター)

 とはいえ、土曜日のあの時間にのんびりとドラマを見ることを楽しみにしている層もいそうだ。また、土曜夜から日曜昼になるとお約束の艶シーンが見られなくなるのでないかと心配する声が出てもよさそうなものだが‥‥。

「土ワイの名物である艶シーンは、22時から始まる他局の番組にチャンネルを替えられるのを防ぐために使われていました。ただ、社会的な問題もあって1990年代に入る頃にはなくなっているんですよ。だいぶ前の話なのに今も取り上げられるということは、それだけ印象深いということなのでしょう(笑)。今の視聴者は艶シーンを期待して見ているわけではないので、昼間になっても困ることはないんです」(前出・テレビ情報誌ライター)

 日曜日に移ってからは新作だけでなく、過去の名作も放送するという。そのぶん、新シリーズは減るわけで、先細りしていく可能性は否定できない。伝統の番組がどうなるのか、しばらくは目が離せなくなりそうだ。

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