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はたして、九州地区で再び大地震が起きるのだろうか。地震前兆研究家の百瀬直也氏は、まったく別の角度から検証している。
「神棚に供えた粥(かゆ)の、カビの生え具合でその年の吉兆を占う『粥占い』は毎年、全国各地で行われており、『地震に注意』と出たあとで大地震が起きた例も少なくありません。今年は、昨年の熊本地震を予見した佐賀県の千栗八幡宮をはじめ、九州の歴史ある3つの神社の粥占いで『地震に注意』という結果が出ていて、これまでになかった危機感を募らせています。実際、今年3月から福岡県西方沖でM3クラスの地震が頻発しており、いつ九州で巨大地震が発生してもおかしくない状況です」
被害想定区域は、数々の「前兆」が見られた九州だけではないという。
「中央構造線が動けば、大分だけでは済まないんですよ」
島村氏は広範囲での警戒を呼びかける。大分と海を隔てて隣り合わせの愛媛県には伊方原発があり、現在は3号機が稼働しているが、
「しかも、伊方原発は中央構造線が近くを走っています。もし400年前のように大地震があれば大変なことになります」(島村氏)
日本列島を横切る長大な中央構造線の中でも、伊方原発付近には巨大地震の「痕跡」とも呼べる断層が発見されたという。
「大学の研究者チームが愛媛県伊予市沖や別府湾の海底断層を調査したところ、大きなズレを発見し、断層が動いてから2000年もたっていなかった。周期を計算すると、いつ動いてもおかしくない状況とのことでした」(地元記者)
伊方原発は地域住民の反対を押し切る形で、昨年8月から再稼働している。
「日本中が今、地震の活動期です。伊方原発の地殻には中央構造線が走っている。しかし、原発の審査には中央構造線は含まれていないんです」(渡辺氏)
伊方原発の敷地から、この巨大活断層までは、わずか600メートルしか離れていないという報告もある。
「震源からの距離が近いので、原子炉を止める余裕がないのがいちばん怖い。もし、直下型地震が起これば、東日本大震災以上の放射能汚染が考えられます」(前出・地元記者)
内陸直下型の熊本地震で震度7を観測した益城町では、上下動の最大加速度(揺れの強さ)が地表面で1399ガルだった。伊方原発の耐震設計の目安となる基準地震動は最大650ガルだが、これは水平動で、上下動は377ガルの想定にとどまる。つまり伊方原発は直下型の激震に耐えられない可能性がきわめて高い。
中央構造線に限らず、宮崎県の東に位置する日向灘も注視すべき「震央」だ。
さる地震学者が言う。
「熊本地震に誘発される形で、日向灘で大地震が起こる確率が高まっています。もともとあそこは20年に1度くらいの周期で大地震が起こっていますが、中央構造線が活性化すると、日向灘も動くと考えられる。もちろん、伊方原発の放射能漏れにも直結します」
日向灘地震が最後に起こったのは96年で、M6.7、震度5弱を観測。この海域は南海トラフの西端部に当たる。
「日向灘と連動する形で発生しうる南海トラフ巨大地震こそ警戒すべきです」(前出・百瀬氏)
水深4000メートル級の南海トラフは非常に活発な地震発生帯で、過去には日本最大級の「宝永大地震」(1707年)を引き起こした。
「南海トラフは海溝型地震ですから、確実にエネルギーがたまっています。仮に中央構造線で起こらなくても、いずれ、南海トラフ地震として一気にエネルギーを放出するでしょう」(前出・島村氏)
それでも伊方原発は稼働を続けるというのか──。
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