芸能

三田佳子VS黒木瞳「ばばママ」バトル現場!(1)かつて三田は相手にもせず

 朝ドラで大ブレイクした高畑充希が、民放ドラマで初主演を飾った。初回視聴率も順調なスタートを切ったが、なんと撮影現場では共演する2人の大御所女優がピリピリムード! 火花を散らす「ばばママ」のバトルに“過保護”の主役は困惑するばかりのようだ。ドラマより今後の展開が気になる舞台裏とは──。

 7月スタートの夏ドラマが火蓋を切り、初回から早くも明暗が分かれた。

 久しぶりに月9枠で「コード・ブルー」(フジテレビ系)が16.3%の高視聴率を叩き出す一方、真木よう子主演の「セシルのもくろみ」(フジ系)は、まさかの5.1%で頭を抱える始末。TBSでは、前クールで好調だった「小さな巨人」など、視聴率が見込める日曜劇場枠で、「ごめん、愛してる」が2桁に届かず苦戦を強いられている。

 そんな中、日本テレビが期待を寄せるのが、高畑充希(25)主演ドラマ「過保護のカホコ」だ。

「高畑はNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』(16年)のヒロインで大ブレイクしてから、民放ドラマ初主演です。これまで朝ドラ主演女優の“初モノ”は各局争奪戦になっていて、今回は日テレが獲得に成功しました。実は同じ高畑でも、昨夏に高畑裕太(23)が下半身不祥事で『24時間テレビ』内のドラマを途中降板し、撮り直しした一件もあり、現在の日テレのキャスティング方針は“クリーン”であることが優先事項。スキャンダルやトラブルと無縁のイメージを持つ高畑充希は、まさに理想的でした」(スポーツ紙芸能担当記者)

 三顧の礼で迎えた日テレの力の入れようは明らかだった。脚本は同局を代表するドラマとなった「家政婦のミタ」や「女王の教室」などを手がけた遊川和彦氏。主題歌には“逃げ恥”の「恋」が大ヒットした星野源を起用して盤石の態勢を敷いた。

 7月12日に放送された第1話の平均視聴率は11.6%を記録。春ドラマの同枠で沢尻エリカが主演した「母になる」の初回を上回る好発進を見せている。

「共演者には現在放送中の朝ドラ『ひよっこ』で、有村架純の恋人役でグングン注目度が上がっている竹内涼真(24)も出ています。朝ドラコンビの人気で、今後の視聴率も期待が持てます」(前出・スポーツ紙芸能担当記者)

 ドラマの内容は、両親に超過保護に育てられてきた女子大生の根本加穂子(高畑)が、同じ大学の麦野初(竹内)と出会って、社会に揉まれて成長していく物語‥‥なのだが、ドラマで共演する、加穂子の母親を演じる黒木瞳(56)と、祖母役の三田佳子(75)が撮影現場で不穏な空気を醸し出し、火花を散らしているというのだ。

 ドラマ関係者がタメ息交じりにこう明かす。

「2人とも現場ではほとんど口をききません。そればかりかお互いに意識し合っているようで、気に入らないことがあると裏で三田サイドが『何で私のほうが扱いが小さいの?』と不満を漏らせば、『差し入れは私のほうがいいでしょ? 私のほうがスタッフのことを考えているのよ』と黒木サイドが悦に入るなど、激しく牽制し合っている。大物2人の激突バトルにスタッフは戸惑うばかりなんです」

 実は2人、86年公開の映画「化身」(東映)で31年前に初共演を果たしている。宝塚歌劇団で娘役トップスターだった黒木が、退団後に主演デビューした作品である。大胆な一糸まとわぬ姿も披露して話題になった同作に三田も出演していたのだ。

「『化身』の2年前に公開された映画『Wの悲劇』(東映)で三田は数々の賞を受賞し、同役柄さながらのトップ女優の仲間入りを果たしていた。実力だけではなくキャリアも積んで黒木よりも格上だったので、相手にもしていませんでした。黒木をいびっていたとか、そうした類いの話すら聞いたことがありません」(ベテラン芸能記者)

 そもそも犬猿の仲であったならば、はなから「過保護──」での共演も実現していなかったと思われる。その2人がなぜ“冷戦状態”に突入したのか──。

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