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記事全文を読む→訪問先のトイレでは「一番手前の便器」を使わなければいけない理由
日本の室内におけるマナーとして「目上の人を上座に」というものがあるのは周知のとおり。ざっくりと「入口から一番遠い席が上座」と覚えておけばいいのだが、いざという時に戸惑ってしまったり、意外なシーンにも「上座・下座」はあったりする。
例えばトイレ。男性用便器が並んでいる場合は、一番奥が上座となる。さらに、目上の人と一緒に用を足すのであれば、1席空けなければいけない。というわけで、訪問先では、自分が最も目下になるため、手前で用を足すのが正解ということになる。
会社内でのシチュエーションとしては、エレベータも「上座・下座の席次」は存在する。こちらもドア側が下座、奥が上座となるが、操作盤があるところが末席となるため、最も目上の人はその対角線上の奥となる。
また、カラオケBOXの個室であれば、ドア、内線電話側のソファが下座となり、奥のソファが上座。この場合、ソファの真ん中に目上の人に座ってもらい、両サイドに美女を配することができれば理想的だ。
円卓の場合は、入り口から遠い席が上座となり、その左隣が2番目、右隣が3番目、2番となりが4番目、3番のとなりが5番目…と上座から左⇒右の順で遠ざかっていくのが席順。
これら、日本の伝統的な礼法の「左上右下(さじょううげ)」を知っておくと理解しやすい。中国の「天帝は北辰に座して南面す」という思想のもと、日が昇る東(左側)のほうが、沈む西(右側)より尊いということから決められた。
舞台などで使われる「上手下手」も、舞台の左側(観客側から右側)を上手と覚えればいい。
西洋では右を「right(ライト)」と、「正しい」を意味する言葉で使っているように、右側が上位、左側が下位と逆になるので混同に注意したい。例えば、オリンピックの表彰台も金メダルが中央、その右に銀メダル、左に銅メダルとなっているのもこの原則から来ている。
最近では、こうした儀礼にとらわれない人も増えているかも知れないが、知っていてやらないのと、知らないのとでは大違い。後々の商談などに効いてくるものなのだ。
アサ芸チョイス
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