芸能

天才テリー伊藤対談「坂上忍」(1)爆問・太田さんが勇気をくれました

●ゲスト:坂上忍(さかがみ・しのぶ) 1967年、東京都生まれ。3歳から劇団若草に所属。72年に「下町かあさん」(フジテレビ系)でデビュー。同年、「ありがとう」(TBS系)に出演。以後、天才子役として数々のドラマで活躍。役者としての活動を続けながら、「30-thirty」(97年)をはじめ、映画監督・舞台プロデュースも行う。2005年にはみずからが構成・演出を務める演劇集団「コントレンジャー・オニオンスライス」を旗揚げし、09年にキッズアクターズスクール「アヴァンセ」を開校する。12年の「笑っていいとも!」(フジ系)出演時の「ブスは嫌い」発言がきっかけとなり、バラエティ番組で引っ張りだこに。現在、「バイキング」(フジ系)、「ダウンタウンなう」(TBS系)、「有吉ゼミ」(日本テレビ系)など、多くの番組にレギュラー出演中。

 辛口の本音トークで人気爆発、お昼の帯番組「バイキング」のメインMCほか、数多くのバラエティ番組で活躍中の俳優・坂上忍。多忙な人気者も、天才テリーの前では素顔を見せて、現在の仕事に対する思いから下半身の悩み、そして子役育成に賭ける情熱を語り尽くした!

テリー お忙しい中、ありがとうございます。「バイキング」は毎日の生放送で大変でしょう?

坂上 いえいえ、やりがいもありますから。ただ、毎日なので性格がモロに出てしまうというか、普通にキレてますから(笑)。まあ、それもしかたないと思っていますけどね。

テリー 番組での発言がよくネットで炎上していますよね、って、俺も人のこと言えないけど(笑)。

坂上 テリーさんもそうでしょうけど、もう気にしないようにしています。こう見えて気が小さいので、見ると発言がブレちゃいますから(笑)。でも、批判も共感と同じように、ありがたいと思うようにしています。そのほうが、気分的にも楽ですしね(笑)。

テリー 番組スタート時は月曜日だけのMCだったのに、1年たったら全曜日の担当になったのも驚きましたよ。

坂上 テリーさんが覚えてらっしゃるかわかりませんけど、その発表があったあと、たまたま「サンデー・ジャポン」に出させていただいたんです。で、リハーサルの時に(爆笑問題の)田中さんが小声で「全曜日、大変だね」って言うので、「いやあ、どうなるんですかね」って答えたら、「実は『バイキング』が始まって1週間ぐらいした時に、太田(光)が『これ、1年後に全部、坂上になるよ』って言ってたんだよ」と教えてもらって。

テリー へぇ、さすがだ。

坂上 その話を田中さんから聞いたのか、本番が始まる直前に太田さんから「もう(番組を)メチャクチャにしちゃってね」って言われて。僕、そのひと言にけっこう勇気をもらったんです。もともと、ちゃんとやろうとは思ってなかったんですけど、「それでいいんだ」と後押しをしてもらったという。

テリー 「ちゃんとやらない」というのは?

坂上 「バイキング」が始まった時、他の曜日のMC陣を見たら、「なんだ、十分成立してるじゃん」と思ったんです。「だったら、僕の曜日は成立しなくてもいいや」と。それで、来週クビになってもいいから、ギリギリのところを探りたいなという意識でやってたんです。できるだけ守りに入らないようにと。

テリー 怪物番組「笑っていいとも!」の後番組というのも、プレッシャーになったでしょう。

坂上 もちろん「僕でいいのか?」とは思いました。ただ、バラエティ番組に出させてもらうと、意外と僕に興味を持ってくれるスタッフの方がけっこういたんですよ。そういう方々と話していると、バラエティ番組もドラマや映画も「ものを作る情熱は同じなんだなぁ」と安心したし、同時に「このまま、自分はお客さんでいいのかな、キチンと責任を持たなきゃいけないな」とも思うようになったんですよね。

テリー ゲストで出るだけじゃなく、責任のある場所で旗を振ろうと。

坂上 そこまで思えたかはわかりませんが、その気持ちがなければ、たぶん「バイキング」は受けていなかったと思いますね。

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