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星野氏が副会長を務めていた楽天の1月6日の球団発表によれば、〈2016年7月に急性膵炎を発症したことをきっかけに膵臓癌であることが判明いたしました〉とある。
医療関係者によれば、膵臓ガンは「早期の発見が難しく、発覚後の治療で完治を目指すことが非常に困難」な病だという。
星野氏が阪神の監督に就任してからのかかりつけ医であった、兵庫県芦屋市の松本クリニック・松本浩彦院長も無念さを隠さない。
「年中飛び回って仕事をされる星野さんですから、東京や仙台にも主治医がいました。私は都内のクリニックから『膵炎なので、芦屋にいる時はこのような処置をして、これを処方してほしい』と連絡を受け、そのとおりにしていました。昨年のクリスマスイヴにご自宅にうかがった際も、つらそうな表情などは少しも見せておられなかった。今でも信じられない思いです」
周囲には気づかれなかった、本当の病状──。事情を知る、楽天の球団関係者が状況を説明する。
「星野さんの強い意志で、病気のことは完全に秘匿していました。ご家族、球団のトップらを除いては誰にも口外していなかった。東京の主治医とも相談して、他のクリニックでCTを撮ったりエコー検査をやろうとしても、本人がやんわり断る形で拒否。それくらい徹底していたようです」
病にむしばまれてなお、「燃える闘将」として常に人前では強くあろうとしたのだろうか。高山氏も回想する。
「痛いとかつらいとか、そういうのを言わない人だったからね。きっと私にも頼りづらかったんでしょう。それでも、1年ほど前に連絡してきた時は『うまく歩けないんだよ』と苦しそうでね。もう一度、量子波治療をしたんですよ」
いつものホテルの部屋で、星野氏は歩行の際に足がつっかえたり、後ろに戻ってしまったりするような痛ましい姿を見せたという。
「1時間ほど照射すると、うまく前に進めないようだったのが、スタスタ歩けるようにはなって『ようなったわ』って笑ってくれたんだけどね‥‥。時期的にきつくないわけがない。すごい精神力ですよ」(高山氏)
東京(11月28日)と大阪(12月1日)で2回にわたって開催された「野球殿堂入りを祝う会」に出席した、スポーツ紙デスクも同意する。
「実は、体調を考えてパーティーを中止するほうがいいのでは、という声もあったそうです。ところが、当の星野さんが『絶対にやる!』と言って譲らなかったといいます。会の途中は裏で呼吸が荒くなったりもしたようですが、途中で退席することもなく、スピーチの際にも背筋をピンと伸ばして立派にやり切ったんです」
大阪の会場で星野氏は、
「皆さん、2年待ってほしい。私も死ぬ前に甲子園で阪神と楽天の日本シリーズが見たい」
とリップサービスし、会場を沸かせた。しかし、「それだけにやりきれない」と言うのは前出の高山氏だ。
「ひと言、『ガンだ』と言ってさえくれれば‥‥。昨年1月に量子波治療をしてからは、冬虫夏草や雪蓮花の漢方が入った『酵素液』を球団に送るくらいしかしていなかったんです。真実を知っていれば、私の治療院でいろいろやりようはあったのにな。今、少なくとも1年や2年の延命は難しくない。例えばうちの院には、体内に特殊な電子を流して、ガン細胞を殺してくれるキラー細胞を増殖させる医療機器があります。ミトコンドリアを劇的に増やしてガン細胞の働きを抑える『ソマチット』という方法もある。生きられたのに、言わないんじゃ話にならんよ、本当に‥‥」
取材中でこの時だけは、星野氏を責めるかのように、小さな声でそう悔やんだ。
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