田中角栄

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歴代総理の胆力「鈴木善幸」(1)「ゼンコー・フー(善幸って何者)?」

大平派最高幹部の鈴木善幸が、派閥領袖(りょうしゅう)の大平正芳の急逝により総理のイスにすわったのは、ロッキード事件にもまれ、なお影響力温存を窺った時の最大派閥の領袖、田中角栄の意向によるものだった。田中と鈴木は、昭和22(1947)年4月の…

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歴代総理の胆力「大平正芳」(4)「弱気でどうする」と角栄

この「40日抗争」に一応のピリオドが打たれたあとの第2次内閣でも、「反主流」の3派はホコを収めず、それから約半年後の5月には社会党が提出した内閣不信任決議案の本会議採決で、福田、三木の両派が欠席(中曽根派は一応出席)、ために不信任決議案は2…

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歴代総理の胆力「大平正芳」(3)角栄は大平を「宗教家」と評した

「アイツは宗教家だから、ワシらが動くしかない」「盟友」大平正芳が初めて名乗りを挙げた昭和53(1978)年11月の自民党総裁選で、田中角栄は田中派を総動員させ、「大平勝利」に全力投球した。首相退陣後、ロッキード事件が発覚、「闇将軍」としてな…

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歴代総理の胆力「大平正芳」(2)「オオダイラ君であります」

大平は初出馬では田舎のジイサン、バアサンにクソ面白くもない財政問題を懸命にしゃべったが、いかにもカタい話すぎて聴衆はシラケるのが常だった。「笑顔だけはステキ」と妙に婦人票が集まって、からくも当選を果たしたのだった。しかし、2回目の選挙では笑…

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歴代総理の胆力「福田赳夫」(1)「天がこの福田を要求するときが必ず来る」

戦後の大蔵省(現・財務省)史をくくってみると、飛び切りの秀才はどうやらこの福田赳夫と宮澤喜一の二人となりそうだ。同省関係者で、それを否定する者もほとんどいない。その頭脳明晰な福田のトップリーダーへの道は、徹底した「王道」志向であった。政界入…

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歴代総理の胆力「三木武夫」(4)「武夫よ、黙すなかれ」

さて、それまでまずは順風満帆、淡々とした政治家生活だった三木が、初めて闘争心を露わにしたのは、睦子との結婚生活がキッカケのようであった。それは、三木の「男は勝つまで、何度でも勝負する」といった言葉に表れている。三木は、「政治の近代化」「反官…

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歴代総理の胆力「三木武夫」(2)群を抜く屈指の「ねばり腰」

こうした三木の「したたかさ」は、それまでに始まったことではなかった。三木は戦前は無所属代議士だったが、戦後は群小の政党が離合集散する中、まず協同民主党に入り、その後、国民協同党、国民民主党、改進党、民主党と渡り歩き、昭和30年11月15日の…

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歴代総理の胆力「三木武夫」(1)「したたかさ」を物語る振る舞い

三木武夫の「したたかさ」について、かの百戦錬磨の田中角栄でさえ、天を仰いでこう言ったものだった。「三木をやり手の年増芸者とすれば、福田(赳夫)も大平(正芳)も女学生みたいなものだ。三木がプロなら、福田も大平もアマということだ。太鼓、三味線の…

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歴代総理の胆力「田中角栄」(4)清張いわく「50年に一度の天才」

そうした中で、一方で田中は「人材育成の名手」でもあった。かつて、田中が師として仰いだ吉田茂元総理が、「吉田学校」の中から、保守本流としての池田勇人、佐藤栄作、そして田中自身をも総理として輩出させたように、振り返れば田中はそれ以上の人材を政界…

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歴代総理の胆力「田中角栄」(3)“情と利”の人心収攬術

田中角栄は金脈・女性問題の不明瞭さが原因で、わずか2年の「短命」で政権の座を追われ、退陣後1年半後にまたぞろというべきかロッキード事件に連座したカドで逮捕。起訴された。そのロッキード事件の長い裁判の過程で病魔に倒れ、ここに至ってようやく、そ…

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歴代総理の胆力「田中角栄」(2)「短命政権」と「闇将軍」

政権を執った田中角栄は、早々と「決断と実行」ぶりを実践して見せた。「日本列島改造計画」「日中国交正常化」実現へ向けての“二刀流”である。田中政権2年余、「改造計画」は立ち上がったが、折から中東戦争による第2次石油危機に見舞われたことで、イン…

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歴代総理の胆力「田中角栄」(1)「コンピューター付きブルドーザー」の異名

昭和47(1972)年7月誕生した田中角栄内閣は支持率62%、不支持率10%(朝日新聞)という当時としては驚異的な数字を得ての登場だった。時に、田中は54歳と戦後総理として最年少であり、加えてそれまでの総理が官僚出身のエリートだったのに対し…

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歴代総理の胆力「佐藤栄作」(3)絶妙極まる「佐藤流人事」

「黙々栄作」の異名どおり、口数少なく、重心を低くしての長期政権7年8カ月で悲願の「沖縄返還」を実現させた佐藤栄作のリーダーシップを支えたのは、絶妙極まる「佐藤流人事」であった。その人事の基本原理は、「チェック・アンド・バランス」というべきも…

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中曽根康弘の「戦後最大のパフォーマー」秘話(2)名優は「出」が大事を知る

この防衛庁長官では、いよいよパフォーマンスが全開となった。なるほど海軍将校あがり、就任直後の「長官巡視」では、まず東京・練馬区の第一連隊への巡視が慣例なのだが、どこ吹く風で北海道は千歳第七師団へ向かったのだった。当時の防衛庁担当記者の次のよ…

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