向谷匡史

社会

アウトローも変心させた「仏教の名言」(6)覚悟を決めるには

朝(あした)には紅顔ありて、夕(ゆうべ)には白骨となれる身なり(蓮如)浄土真宗の葬儀などで読まれる「御文章」の中の「白骨章」の一節。身内の葬儀などで僧侶からこのお経を聞いたことがある人もいるだろう。「われや先、人や先、今日ともしらず、明日と…

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アウトローも変心させた「仏教の名言」(5)批判を受けたら…

自分のやることには、常に支持が集まるわけではない。厳しく批判する人、快く思わない人、陰口を叩く人‥‥。そのストレスをどうさばくべきなのか。<まず実践があってこそ>能(よ)く誦(しょう)し、能く言うこと鸚鵡(おうむ)もよく為(な)す。言って行…

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アウトローも変心させた「仏教の名言」(4)転職したいと思ったら…

向谷氏は、僧籍を持つ前の50歳の時に地域の人の推薦を受けて保護司を引き受け、少年から60代以上のヤクザまでさまざまな人間に出会ってきた。「その中で感じたのは、ヤクザでも暴走族でも、自分でアタマをとったことのある人間は、必ず刑務所を出てから、…

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アウトローも変心させた「仏教の名言」(3)不平不満を収める

人在世間愛欲之中 独生独死独去来 身自当之 無有代者(釈迦)「『人、世間の愛欲の中にありて、ひとり生まれ、ひとり死し、ひとり去り、ひとり来る。身みずからこれを受け、代わる者あることなし』と読みます。人というのは一人で生まれ、またたった一人で…

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アウトローも変心させた「仏教の名言」(2)迷いから逃れたい

「煩悩があるから今を頑張ることができるとも言えるのです。そういう自分を知るということが大事で、その気づきを与えてくれるのが、仏教名句です。仏教名句に触れた時、ヤクザであれ一般人であれ、自分に引き寄せて考え「あ、これは思い当たる」ということが…

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アウトローも変心させた「仏教の名言」(1)煩悩とつきあうために

週刊アサヒ芸能連載「カネを動かす実戦心理術」でもおなじみの向谷匡史氏が2008年に刊行した「ヤクザの人生も変えた名僧の言葉」が、このほど文庫化(幻冬舎アウトロー文庫)された。向谷氏は、安藤組組長から映画界に転身し、俳優や映画プロデューサーと…

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西部警察を巡る「石原裕次郎・渡哲也」の激情バトル(3)夢半ばにして消えた「太陽」

急場をしのいだ「西部警察」は依然、コンスタントに20%台の視聴率をキープしている。テレビ朝日から「PARTII」を打診されたコマサに天啓が閃く。裕次郎に無理はさせられない。ならば地方都市を舞台に大門軍団が活躍するという“ご当地めぐり”のアク…

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西部警察を巡る「石原裕次郎・渡哲也」の激情バトル(2)裕次郎に賭けた、渡の決断

当時、テレビドラマ界は視聴率でTBSが独走し、これをNHKと日本テレビが追走。フジテレビとテレビ朝日が後塵を拝していた。朝日新聞出身で「テレビ朝日の天皇」と呼ばれた三浦甲子二専務は、起死回生の一手を石原プロに求めた。石原裕次郎、渡哲也という…

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西部警察を巡る「石原裕次郎・渡哲也」の激情バトル(1)「映画のため局の移籍を決意」

石原裕次郎没後30年の今年、初めて明かされる石原プロのビジネス戦記。映画の失敗で8億円の負債を抱え、倒産危機に直面した石原プロは、いかにして70億円を蓄える優良企業に変貌したのか。作家・向谷匡史氏は新刊「太陽と呼ばれた男──石原裕次郎と男た…

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