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記事全文を読む→西武ベルーナドーム「ひんやりミスト導入」でも「巨大スチームサウナになる」過酷環境の悲鳴
三塁側コンコースを歩くと頭上から細かなミストが降り注ぎ、ひんやりとした空気が肌を撫でる。夏場の過酷な暑さに悲鳴を上げてきたベルーナドームが、7月8日の楽天戦から「大規模ミスト設備」を導入し、新たな観戦スタイルを提案する。
ミストは「気化熱利用」による野外冷房と呼ばれ、2~7MPaの高圧で噴霧された粒径10μm以下の超微細ミストが瞬時に気化。周辺気温を約2~4℃下げ、理想条件下では最大5℃の低下が可能とされる。使用するのは水道水で、オーナーズエリア左右の屋根部分と、内野コンコースの柱下から不定期に噴霧。天候や湿度次第で運転を見合わせるため、雨天時や高湿度時は稼働しない。
だが、その効果には限界がある。真夏のドーム内は湿度が高めに保たれるため、環境によっては気化が進まず、むしろ蒸し暑さを強く感じることもあろう。発表直後から「巨大なスチームサウナじゃないか」「なぜ隙間を塞いで空調を整えないのか」という苦情と疑問が多く聞かれる。
選手の体感はさらに過酷だ。昨年7月5日のベルーナドーム、所沢で35℃を超える猛暑日となった西武×ロッテ戦では、ロッテ先発左腕の小島和哉が6回まで好投するも、7回に胸を押さえて苦悶の表情を浮かべ、慌ててトレーナーが駆け寄る場面があった。小島は降板後に「投げるたびに息ができなくて、死ぬんじゃないかと思った」と語っており、熱気と高湿度が選手の息苦しさを助長させる実態を浮き彫りにした。
こうした過酷な環境で戦う今季のライオンズは、首位争いに加わる勝負強さを発揮している。ミスト設備がどこまで助けになるかは未知数だが、熱中症リスクを下げる手段のひとつとして歓迎されている。
だがドームの構造的問題は、依然として未解決だ。屋根の側面が開放された半屋外構造ゆえ、空調の集中運転が困難で、相対的に室内温度のコントロールが難しい。「ミストよりも冷房設備の増強が先」とファンは訴えるが、球団は局所的ミストだけでなく、長期的にはスタジアム全面改修を視野に入れる必要があろう。
熱中症予防の観点からは、観客へのこまめな水分補給や体調管理の注意喚起が欠かせない。ミストで足元が滑りやすくなるほか、視界がかすむこともあるため、ケガ防止のためのアナウンスやバリアフリー対応も、並行して強化が求められる。
ミスト設備がもたらす「ひとときの清涼感」は、夏場の過酷な環境を和らげる一助にすぎない。真に求められるのは、選手の安全を守るための統合的対策と、ファンが快適に観戦できるスタジアム環境の両立だ。
ミストの効果をデータで検証しつつ、空調設備の強化や床面の安全対策など、多角的な改善を進める。その結果、炎天下の試合でも熱中症リスクを抑えながら、心地よい観戦体験を実現できるか…それが今後の大きなポイントとなるだろう。
(ケン高田)
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