広島市民球場のスタンドが雨で濡れていた。上空には再び、泣き出しそうな黒い雲が広がっていた。だが、9回表のマウンドに立った広島の右腕・外木場義郎、23歳が憂鬱な曇り空を吹き飛ばそうとしていた。完全試合まであと3人と迫っていたのだ。1968年9...
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8月27日の広島対巨人(マツダスタジアム)。9回、1点を追う巨人に訪れた最後の好機。1死一、三塁で打席にはリチャード。打球は一ゴロとなり、一塁手モンテロがベースを踏んでから素早く本塁へ送球した。三塁走者・門脇誠は全力でホームへ滑り込んだが、...
記事全文を読む→セ・リーグにDH制が導入されれば、もう二度と見られなくなるかもしれないロマンがある。広島カープのエース・床田寛樹が8月26日の巨人戦で7回に右前打を放ち、プロ9年目にして通算50安打を達成したのだ。相手は巨人の戸郷翔征、決め球の外角フォーク...
記事全文を読む→昨シーズン、首位争いをしながら9月に入って突如、大失速。まさかの4位に終わった広島カープは今季、9月どころか8月の時点でもう絶望的な位置に沈んでいる。そのせいか、本拠地マツダスタジアムの客入りは伸びず、盛り上がりに大きく欠けている。今季の戦...
記事全文を読む→黒田博樹に続く「男気発動」となるだろうか。アメリカの3Aでくすぶっている前田健太の去就が微妙だ。今年5月にタイガースから自由契約となり、カブスのマイナーなどを転々。現在はヤンキースとマイナー契約して、3Aスクラントンに所属している。だが現状...
記事全文を読む→北の大地で、かつて広島カープの主砲を務めた男が再び輝きを放っている。サビエル・アレクサンダー・バティスタだ。2016年にカープと育成契約を結び、翌年には支配下登録。18年に25本、19年には26本塁打を放ち、緒方孝一監督(当時)率いる黄金期...
記事全文を読む→カープの若きホープ・前川誠太内野手が、慣れない守備位置で試練に立たされた。8月10日の中日戦(バンテリン)で「2番・三塁」で先発出場したが、そもそも2塁につくことが多い前川が公式戦で三塁を守るのは実に2年ぶり。これまでの経験は、入団1年目の...
記事全文を読む→衣笠祥雄がワンボールから3球続けて空振りした。三振だ。マウンドには江川卓が立っていた。広島市民球場がドッと沸いた。惜しみない拍手が球場を包んだ。衣笠はしばらく打席で動けなかったが、やっとの思いで一塁側ベンチに歩き出した。と、その時だ。相手側...
記事全文を読む→昭和映画ファンの心に深く刻まれている任侠映画「仁義なき戦い」が、思わぬ形で蘇った。広島東洋カープは8月1日、「仁義なき戦い」とのコラボグッズを発売。映画の世界観に、カープのフェアプレー精神を掛け合わせた“仁義ある戦い”をコンセプ...
記事全文を読む→7月の広島カープは、まるで昨年の悪夢をなぞるような、暗いトンネルの中にいる。勢いを失ったチーム、崩れゆく戦線、揺れるファン心理…。今、再び「広島燃ゆ」の言葉が現実味を帯びてきた。2024年9月4日に発売された「週刊ベースボール」の特集記事は...
記事全文を読む→広島密着のオンライン観戦イベント「カープ県 LIVE」では、カープ愛あふれるファンがアバターで参加し、リアルタイムの試合観戦および、ゲストとの議論を楽しむことができる。この配信企画に7月17日、元監督の緒方孝市氏が登場し、新井貴浩監督の采配...
記事全文を読む→前半戦を終えたプロ野球は7月23日と24日のオールスターゲームを挟み、7月26日から後半戦となる。ここで思うのは、昨年9月の「悪夢」を再現しているかのような、広島カープの大失速である。7月1日時点では首位阪神と4ゲーム差の2位につけていたが...
記事全文を読む→広島カープファンが今も忘れることができない「あの日」。「7月20日」が間もなく訪れる。毎シーズン、山口県周南市に静かに佇むお墓へのお参りを欠かさない大瀬良大地は、こう語る。「今年は開幕前に息子も連れて行きましたが、やっぱりこの番号(14)を...
記事全文を読む→「緒方孝市監督時代だったら、絶対に許されなかっただろう」「新井貴浩監督になってから、明らかにチームの規律が緩んでいる」指揮官の管理意識に疑問符がつけられる事態となっているのは、広島カープの「国歌斉唱」騒動である。それは7月5日の試合前の光景...
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