夏の選手権が初めて行われたのは1915年のこと。以来、第1回大会を除いて初出場で初優勝を果たしたチームは1916年第2回大会での慶応普通部(現・慶応義塾=当時は東京都代表。現在は神奈川県へ移転)を第1号として13年第95回大会の前橋育英(群...
記事全文を読む→高校野球
大会前から特待生問題などで揺れた07年の第89回大会。この年の夏の甲子園を制したのは特待生制度とは無縁の佐賀北だった。大会前の評判といえばどのスポーツ紙を見ても下から数えたほうが早かったほど。だが、そんなダークホースが快進撃を見せた裏には大...
記事全文を読む→甲子園大会でのノーヒットノーランは春夏通じてこれまで37回達成されているが、その中でたった1度だけ、延長戦で記録されたノーヒットノーランがある。57年第39回大会でのこと。その記録保持者こそが、早稲田実(東京)の2年生エースだった王貞治(元...
記事全文を読む→その試合は06年第88回大会準々決勝での智弁和歌山対帝京(東東京)。前半から智弁和歌山が帝京の高島祥平(元・中日)と垣ケ原達也の2投手に対して馬場一平の2打席連続ホームラン、上羽清継と広井亮介がともに2ランを放ち、7回を終えて8‐2と6点の...
記事全文を読む→今大会8日目の第2試合で前橋育英(群馬)の前に1‐3で惜敗し、2回戦で甲子園を去った明徳義塾(高知)だが、かつてはこんな珍記録を作って負けたことがある。それは“毎回1安打ずつ計9安打を放ちながらの敗戦”というものだ。これは明徳義塾が夏の甲子...
記事全文を読む→松山商(愛媛)対三沢(石川)、箕島(和歌山)対星稜(石川)、早稲田実(東東京)対駒大苫小牧(南北海道)など夏の甲子園の名勝負には幾多の延長戦がつきものだ。その中でも極めて珍しい体験をしたチームが存在する。11年第93回大会での如水館(広島)...
記事全文を読む→投手にとって最高の栄誉である完全試合。甲子園では78年の春の選抜第50回大会で前橋(群馬)の松本稔が1回戦で比叡山(滋賀)相手に、94年の春の選抜第66回大会で金沢(石川)の中野真博が1回戦で江の川(現・石見智翠館=島根)相手にと、2度の達...
記事全文を読む→22本のヒットを打ちながら9安打の相手に負けたチームがある。そんな珍しい記録を残したチームは02年第84回大会に宮崎県代表として初出場を果たした日章学園だ。2回戦からの登場となった日章は同じく初出場の興誠(現・浜松学院=静岡)と対戦。この試...
記事全文を読む→現在の日本の総人口は約1億2000万人。もはや人によっては有名人と同姓同名の知人がいても不思議ではないが、夏の甲子園で1試合中に“同姓同名”選手が出現という前代未聞の珍事が発生したことがある。それが05年第87回大会3回戦。日大三(西東京)...
記事全文を読む→今年の夏で11年連続14回目の出場を果たしただけでなく、14回の出場のうち11回で初戦突破を果たしている聖光学院(福島県)。今年も初戦でおかやま山陽(岡山)を6‐0で、2回戦で聖心ウルスラ(宮崎)を5‐4で降すなど、今やすっかり福島県を代表...
記事全文を読む→現在では両チームとも2回表裏の自チームの攻撃前に校歌が流れるが、やはりそうは言っても春夏の甲子園で歌う母校の校歌は勝利の証しである。今大会、初出場を果たしたチームは6校あったが、初戦を突破したのは津田学園(三重)のみだった。2回戦で敗れてし...
記事全文を読む→今大会では2回戦で神戸国際大付(兵庫)の谷口嘉紀と天理(奈良)の神野太樹が2打席連続本塁打を放ち、スラッガーぶりを見せつけた。実は昨年までの夏の甲子園で2打席連続本塁打を放った選手は31人もいるのだが、これが3打席連続本塁打となるとまだ誰も...
記事全文を読む→基本的に芸能人が応援に来てくれたら嬉しいものだが、例外もあり!?先日、ダレノガレ明美が全国高校野球選手権神奈川大会の準々決勝で母校の応援に駆け付けたうえに、スタンドの最前列で「まだ負けてねーぞ!」「勝つぞー!」「声出していこう!」など、選手...
記事全文を読む→高校野球に限らず、野球全般を通して最も盛り上がる決着がサヨナラゲームだろう。特に高校野球は負けたらそこで終わりという3年生の存在が、勝敗をより劇的なものにするスパイスとなっている。そんなサヨナラゲーム、だいたいがサヨナラヒットやサヨナラエラ...
記事全文を読む→