広島の強豪・広陵はこれまで3度の春選抜優勝を成し遂げていて、高校野球ファンには“春に強い広陵”として特に知られている。そんな広陵が初めて春の選抜を制したのは、戦前の1926年第3回大会。まだ旧校名の広陵中の時である。エース左腕の田岡宏一(法...
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春夏通じて戦前から7度の優勝、そして大正・昭和・平成とすべての元号で優勝したことのある唯一のチームが松山商(愛媛)である。もはや四国きっての古豪的存在とも言えるが、この名門が春夏の甲子園で初めて全国制覇を成し遂げたのが春の選抜だった。192...
記事全文を読む→今年で第90回の記念大会を迎える春の選抜高校野球。その栄誉ある初代王者が高松商(香川)である。今から94年前の1924年。第1回大会の会場は現在の甲子園球場ではなく、愛知県名古屋市郊外にあった山本球場。出場校数はわずか8校だった。初戦で高松...
記事全文を読む→カナダで行われたU-18W杯が3位という結果に終わり、高校3年間の野球生活にピリオドを打つことになった早稲田実業の清宮幸太郎(18)。今秋ドラフト最注目のスラッガーの「進路」について、スポーツメディアはこぞって「プロ入り決意」と報道する一方...
記事全文を読む→板東英二といえば、年配の方はかつてプロ野球・中日ドラゴンズの投手として活躍した人というイメージがあるだろう。逆に50代から下の世代はバラエティタレントのイメージが強いのではないだろうか。現在の高校野球は延長15回終了時点で両チーム同点だった...
記事全文を読む→今年の夏の大会、3回戦の盛岡大付(岩手)対済美(愛媛)戦は史上初の1試合2本の満塁ホームランが飛び出す歴史的な空中戦の末12‐7で盛岡大付が打ち勝った。これが夏の決勝戦での満塁ホームランとなると、過去3度飛び出しているが、実はそのうちの2本...
記事全文を読む→夏の甲子園史上、唯一3連覇を果たしている中京商(現・中京大中京=愛知)。31年第17回大会から33年第19回大会にかけて達成された不滅の大記録である。この中京商よりも早く3連覇の偉業を達成できたのではと思われるチームがあった。それが29年第...
記事全文を読む→夏の甲子園で最も準優勝の多い都道府県は、6回で2位タイに並んでいた山口県と静岡県に3回もの差をつけて、ぶっちぎりの9回を記録している京都府である。京都府は栄えある第1回大会の優勝チームを輩出してもおり、それが京都二中(現・鳥羽)。それに加え...
記事全文を読む→今大会が始まるまで、過去の夏の甲子園の大会最多本塁打記録は06年第88回大会での60本だった。それが今大会は準々決勝を終えた時点で過去最多を更新する64本ものホームランが飛び出している。個人としても広陵の中村奨成捕手が3試合連続個人1大会4...
記事全文を読む→夏の甲子園での都道府県別優勝回数で最多の12回を誇っているのは大阪府であるというのは、高校野球に詳しい人にはよく知られたエピソード。では、最も準優勝の回数が多い都道府県はどこなのか。5回以上準優勝経験のある都道府県は6つある。5回で並んでい...
記事全文を読む→今年の夏の甲子園、準決勝の第2試合は花咲徳栄(埼玉)対東海大菅生(西東京)という首都圏決戦となった。埼玉県勢として初の夏の甲子園優勝を目指す花咲徳栄と東海大学の系列高校としては東海大相模に次ぐ2校目の甲子園優勝を狙う東海大菅生。どちらのチー...
記事全文を読む→実はこのエピソードの肝は“戦後の夏の大会”という点である。というのも、もともと現在の夏の選手権の前身に当たる全国中等学校優勝野球大会は第1回大会が大阪府にある豊中球場で行われた。その翌々年の第3回大会から第9回大会までは兵庫県西宮市にあった...
記事全文を読む→今大会のいよいよ大詰め。ベスト4がついに出そろった。火曜日に行われる準決勝第1試合では天理(奈良)対広陵(広島)という甲子園優勝経験のある強豪校同士の顔合わせとなった。この組み合わせは過去の春夏の甲子園で1度だけ実現していてその時は80年第...
記事全文を読む→1915年の第1回大会から昨年の第98回大会まで夏の甲子園で飛び出したサヨナラホームランは全部で19本。その中にはサヨナラホームランで勝利し、サヨナラホームランで敗れたという両方の経験をしたチームもある。まず1チーム目は法政一(西東京)。6...
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